【夫婦秋旅】プリンの森と平城宮跡
わざわざクソ暑くて混んでいる夏休み期間中に旅行に行く意味がわからない派の我々は、年1の泊まりでの夫婦旅行は必ず秋に行くことにしています。
今年の旅行先は、どこにしようかと考えて昔のアルバムをスクロールしていたら、2〜3年前に2年連続で奈良に行ったときの写真が出てきたので、旅行の記録としてnote記事化してみます。
みなさまの秋旅行のプランの参考になれば幸いです。
(おでかけしてなさすぎてネタ切れ…?)
▷まほろば大仏プリン本舗・プリンの森
この時の旅行はマイカー利用。
京都市内はあまり運転できる自信がないですが、奈良ならまぁなんとか行けるかな。
京滋バイパスを使って奈良方面へ。電車だと京都から割とすぐの感覚だけど、車だと意外と遠い。慣れない京阪奈圏の高速道路を通り、木津川ICで降りる。
新興住宅街があるような開発で切り開かれた山の中に、突如ファンシーな建物が現れました。
絵本の中から飛び出してきたような建物は、お土産で有名な「大仏プリン」の本店で、「プリンの森」と呼ばれています。
オーナーの「プリンの中でプリンを作りたい」という夢を叶えた結果、できた建物らしい。
浜松市の「ぬくもりの森」っぽいデザインだなーって思ったら、まさしく「ぬくもりの森」を手掛ける設計工房がデザインした建物でした。
テイクアウトして帰るお客が多い中、食い意地の張っている我々は、その場で召し上がることに。
お店の外のテラス席で、全部食べました。ちょっと食べすぎたかも。
プリンビートル可愛いですよね。トミカで発売してほしい。
▷平城宮跡へ
プリンビートルに別れを告げ、奈良の街中を通って今晩の宿へ。
宿は奈良の中心部から少し離れたところにある「奈良ロイヤルホテル」
平城宮跡を観光するのに近くて便利かと思いこちらのホテルをチョイス。
バイパスの側道分岐の直前に駐車場の入り口があり、とてもわかりにくかった。
駐車場に車と、フロントに荷物だけ預けて平城宮跡周辺を、ぶらぶら散策開始。とりあえずバイパスを渡って北へ歩き、法華寺町の住宅地の中へ。
住宅地の狭い路地を、野良猫を探しながら歩くのが好き。野良猫はおらず。
住宅街から西に進むと、一面田んぼと草原の風景が現れました。
中核市のど真ん中に、だだっ広い空間が手つかずで残されている不思議。
ススキのっぱらに、土壁の復元建物が映えます。前に立って写真を撮るだけで、気分は奈良時代の民。
▷大極殿
めちゃくちゃ広い平城宮跡は、礎石復元の展示が多く、礎石部分に立って当時の建物の大きさを想像するのも楽しいのですが、実際に復元された巨大建造物の大きさに圧倒されるのもまた良い。
大極殿の中を見学してみます。とても煌びやか。
だだっ広い平城宮跡公園、高御座から真正面には朱雀門。
いまからあそこまで歩かなければならない…
喉が渇いたので自動販売機を探しましたが、大極殿の周りではまったく自動販売機が見つからず…
▷朱雀門ひろばへ
喉の渇きを押し殺して、だだっ広いススキ野原を朱雀門方面へ彷徨い歩く。
舗装された遊歩道を通ったり、思いっきりコースアウトしてススキ野原をバッタを蹴散らしながら歩いたり。小学生みたいな夫婦です。
平城宮跡をぶった切って通っている近鉄の線路を渡れば、朱雀門広場が見えてきます。
当時の道幅が完全再現された朱雀門ひろばの両サイドには、歴史博物館やカフェテラスなどが整備されています。
博物館とガイダンス施設が入っている「平城宮いざない館」の休憩所の自販機でようやく水分をGET。
そのまま博物館展示を見学しました。
模型やイラストで、当時平城宮に勤めていた役人たちの仕事や生活が、とてもわかりやすく紹介されており、体験型のハンズオン展示も多く、楽しく見学できました。
タッチパネルで、「名前」「働いた日数」「評価」を木簡に書ける展示が面白かったです。名前は、カタカナで入力すると自動的に「万葉がな」表記になります。「マ」→「麻」「オ」→「於」など。
あ、「自自」は飼い猫の名前です。
▷夕暮れの遣唐使船
「いざない館」をあとにして、天平うまし館内にあるカフェで、アイスコーヒーをテイクアウトして、テラス席で休憩。
日が暮れるのを眺めながら、しばしぼけーっとする。
「奈良」…平和でいいな。
▷奈良ロイヤルホテル
薄暗くなってきたので、ホテルに戻りました。
ちょっと朱雀門からは遠かった。
ビアホールオータムビュッフェで夕飯は3時間食べ放題飲み放題。朝食ビュッフェも付いていて2人で20,760円(税込)は魅力的でした。
コロナ禍真っ只中って、外国人観光客も少なくて静かだし、宿も安くてよかったな…また旅行支援で安くなったりしないかな…
歩きすぎ&夕飯の食べ過ぎで疲れて、すっかり熟睡できました。
つづく