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【夫婦秋旅】奈良県十津川温泉郷への旅路
秋の涼しい時期に旅行に行くのが習慣となりました。とは言っても、今年は気温的にまだ日中は「夏」ですが…
若い夫婦の旅行先のチョイスではないと、毎度親に笑われるのですが、今年の旅行先も奈良県にしました。今回は奈良県内と言っても、橿原や明日香村から、さらに山奥の「十津川村」を目指します。
なぜ十津川村を選んだかというと、
①なんか山奥の温泉に浸かりたかったから。
②妻が玉置神社に行ってみたいと言ったから。
というわけで、9月後半の連休、日&月で十津川村目指して出発しました。朝7時に家を出れば、昼過ぎには宿に到着するってGoogle先生は言っています。
三重県の亀山ICまでは、名二環→東名阪。御在所SAで休憩してから名阪国道へ。針テラスの道の駅で再度休憩してから再び高速へ。
この辺りから、風景と空気感が関西って感じになるのが好きです。(伝わらない)
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さて京奈和道は、途中橿原市内で強制的に下道に降ろされます。助手席の者が、橿原か明日香村でどこか寄り道したいようなので、橿原神宮か考古博物館に行こうとしましたが、
「昆虫博物館があるんだって!行きたい!」
小学生みたいなリクエストが。
▷橿原市昆虫館
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※以下、虫の写真があります、ご注意ください
夏休みに小学生が自由研究しにくるイメージですが、夏休み過ぎても子供達で賑わっていました。
館内全体、標本の樟脳の臭いが凄い。
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昆虫の進化やら、体の仕組み、生態やらの勉強になるコーナーを一通り足早に見終え、向かうのは温室展示。
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どうぶつの森の博物館にあるような、蝶が飛び交う温室「放蝶温室」というそうですが、これが見たかったようです。
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ニラの花かに群がる、大移動する蝶アサギマダラ。
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放蝶温室は、伊丹にもあるらしいですね。いかねば。
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▷【奈良カフェめぐり】森のカフェ | 桜井市
昆虫博物館を出たら、ちょうどお昼時だったので、ランチができるお店を探します。
橿原の市街地まで戻ろうかとしましたが、お腹が空いたので近場でうろうろ。
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奈良文化財研究所の近く、交差点の角にカフェを発見。ハーブティーとヘルシーメニューの専門店のようでした。
庭が見えるカウンター席に通され、注文はQRコードを読み取って自分のスマホからするシステムのよう。支払いはスマホからはできないのね。
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日替わりと選べたみたいですが、何も知らず大豆ミートの唐揚げの定食になりました。野菜の小鉢がたくさんあるのが嬉しいですね。
大豆唐揚げ…初めて食べたかも知れないけど、なるほどな味。食べ応えはあります。
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ハーブティーは十数種類から選べました。気に入ったようで茶葉をお買い上げ。
お会計はセットメニューで1人2,000円。健康志向料理って結構高いのね……
▷十津川村へGO
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橿原の市街地を抜け、再び高速道路へ。五條市のICで降り、国道168号を山道に向けて進んでいきます。ここから十津川村まで2時間かかるのね。甲子園で有名な智辯学園がありました。
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めちゃくちゃ夢に出てきた風景に
似ていて謎に感動
雨降らずに天気もって欲しかったのですが、残念ながら振り出し、西吉野のあたりで豪雨に。
豪雨&ヘアピンカーブ&狭小路に、運転しててMPがどんどん削られていく…ほんまにたどり着くんやろうか?助手席は寝落ち、心細くなる。
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今走っている国道168号線は、新めのトンネルやバイパス区間こそあれ、所々で未改良の狭小区間があるので離合に神経を使いました。
昔の道路状況や周辺の山間部の酷道(425号とか)と比べたら、まだ走りやすい方だと聞きますが、運転に不慣れな人は走行要注意。
十津川村に入り、目的の本日のお宿まで後30km。途中、観光名所だろうか「谷瀬の吊り橋」の看板を見かけましたが、悪天候なので吊り橋観光は諦めました。
▷道の駅「十津川郷」&十津川村役場
自宅から7時間かけ、目的地周辺に到着。
毎度、到着予想時刻はGoogleマップよりもカーナビの方が正確。
十津川村は日本一面積の大きい村であり、琵琶湖より広いらしい。
ここ十津川村の「小原」という地区が、行政機能の中心らしく、村役場・警察署・道の駅が交差点を中心に固まっていました。
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温泉の宿泊客や登山客、バイクツーリング、キャンパーの車で賑わっています。
山の中を走ってきて、いきなり人口密度が増したので脳がバグる。
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自然が豊かですね。
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道の駅の売店が営業終了になってしまった所を、ヤマザキワイショップが入り、村の窮地を救ったらしい。さすがヤマザキワイショップ。
品揃えは街のコンビニと遜色ありませんし、特産物やお土産も売られています。
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足湯の横で、串に刺さったこんにゃくが売られています。みんな食べながら足湯に入るらしい。
足湯用のタオルはヤマザキワイショップで売ってました。
足湯から出て本日の宿に向かうことにします。
といってもお宿は、道の駅から川を挟んでスグ。来るまで山道で心細かったですけど、ここまで宿に近づけばもう余裕です。
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次回、お宿の特集記事です。つづく