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アメリカの夏休み

アメリカでは6月中旬から多くの学校が夏休みには入ります。
先日ランゲージパートナーの人に、アメリカの夏休みの過ごし方についてちょっと教えてもらいました。

アメリカの夏休みは、6月中旬から9月末までの約2ヶ月半です。
この夏休み前後で学年が変わるためか、夏休みには宿題もないそうです。
多くの子どもたちは、夏休み期間中にサマースクールに通います。
サマースクールではアートやテクノロジーなど、自分の興味があることを学べるそうです。
また、親も2週間ほど夏休みが取れるため、旅行にも行きやすいようです。

これだけ聞くと、アメリカの夏休みはいいことばかりのように思えますが、実はそうでもないとのことです。
夏休みが長い上に宿題もないため、夏休み明けに今まで勉強していたことを忘れている生徒も多いそうです。
そのため、夏休み期間中にいかに親が勉強のフォローをするかが大切になるとのこと。
親がワークなどを買って家で勉強をさせたり、勉強させるためにサマースクールに行かせたりしないといけないそうです。
けれどもサマースクールは費用も高額で、人気なスクールは競争率も高いため、2ヶ月半毎日行かせることは難しいそうです。

またアメリカでは子どもだけでお留守番をさせておくのは法律で禁じられています。
子どもの夏休みが2ヶ月半もあるのに対して、親の夏休みは2週間程度しかないため、子どもの面倒を見るのが大変だそうです。
この夏休みシーズンには、おじいちゃん、おばあちゃんが小さい子を連れている姿をよく見かけます。

一見よさそうに見えるアメリカの夏休みですが、大変なこともたくさんあるようです。
個人的には、日本のように宿題があっても、勉強する子はほっといてもするし、勉強しない子は周りがうるさく言ってもやらないと思うので、アメリカのスタイルの方が自分に必要な勉強ができるのではないかなと思います。
また日本の社会人を経験している身としては、大人が2週間近くも夏休みが取れるのがとてもうらやましいです。

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