大学生に戻れたら、夏休みをどう過ごすか
今年の春から大学生になった子から、「夏休み中に登録販売者の資格を取ろうと思うのですが、どう思いますか」とLINEをもらいました。
とっても真面目な子で、大学生の間にいくつか資格を取ろうと考えているそうです。
その子とLINEがきっかけで、もし大学生に戻れたら夏休みをどう過ごすか、ちょっと考えてみました。
真っ先に思い浮かんだのは、いろいろなことを経験しておくことと、勉強しておくこと。
遊んだり、旅行をしたり、自分よりも年上の人と会ったりという経験を積む。
自分の専門のことはもちろん、専門外だけど社会で役に立つ資格を取る。
もし大学生の夏休みをもう一度経験できるなら、そういうことに時間を使いたいと思います。
社会人になってから後悔したことがいくつかあります。
もっと遊んでおけばよかった。
もっといろいろな経験をしておけばよかった。
もっと交友関係を広げておけばよかった。
もっと勉強をしておけばよかった。
大学生は時間はないけどお金はあるという時期。
私の場合はかなり忙しい学部でしたが、長期の休みなどには時間があったし、高校生の頃と比べれば授業がある日も時間がありました。
でもそのほとんどの時間を、バイトと趣味に使っていました。
夏休みなどに親に「どこか旅行に行ったら」と言われましたが、一人で行っても楽しくないし、かと言って友達を誘って計画を立てるのもなんとなく面倒で行きませんでした。
でも社会人になったら、長期で休みをもらうなんて夢のまた夢。
職種にもよると思いますが、医療職についてしまうと連休なんてなかなかもらえません。
社会人になってから、人と会うことで自分の世界が広がるということを知りました。
自分がいる世界の外にいる人と話すことで、他の世界を知ることができ、自分の知っている世界が広がります。
それによって自分が挑戦できることも広がります。
知らないことには挑戦できません。
社会人になると、仕事が定時に終わるとは限らないし、休みも少ない。
持っている時間には限りがあるので、人とある機会を作るというのはどうしても後回しになりがちです。
それに、「わかりません。」「知りません。」「教えてください。」が通用するのは若いうちだけ。
年齢を重ねたら教えてもらえないわけではないですが、でも若い頃のようには教えてもらえない気がします。
ということで、もし大学生に戻れるなら、いろいろな経験を積んだり、資格を取ったりするに時間を使いたいと思います。
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