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イメコンをフル活用したウェディングドレス選び

こんにちは〜!
8月に卒花したプロのイメコンのキキです。

今日は結婚式準備でみなさまが一番苦労するであろうドレス選びについてイメージコンサルタントの視点から書いていきます。

ドレス選びに迷っているすべての方!
ぜひ最後まで読んでいってくださいませ。


「カラー・骨格・顔タイプのどれを優先すべき?」

『パーソナルカラー、骨格、顔タイプ診断のどれを一番優先するべきですか?』

ウェディングプランを受けていただいた方から最初に投げかけられたこちらの質問。

答えは「全部」です。

さらに付け加えると、好み、式の進行や雰囲気、式場の格式なども重要です。

私が実際にウェディングドレスの試着に行って思ったことは、イメコンの3本柱であるパーソナルカラー・骨格・顔タイプ診断のどれか一つでも外れると「これじゃない感」が出る。

可愛いんだけど、これじゃない
普段はいいけど、一生に一度ならこれじゃない

全体のバランスも大切。

式の進行的にこの衣装じゃないかも。
私だけで見ると良いけど夫とのバランスが悪い。
自分の内面に合っていないかも。

こんなことを考えていると「うーーーーーん!!!どれがいいの!!!???誰か選んでちょうだい!!!!!」となってきます。

私はプロのイメコンなので、試着した時の「これじゃない感」の理由が「生地が厚かったんだな」「装飾が小さすぎたんだな」など瞬時に把握できたので、本当に学んでおいてよかったな、知識がなければ永遠に決められなかったかもな、と心底思いました。

自分を客観的にみられるツール、それがイメージコンサルティングです。

骨格診断分かる「似合う」

骨格診断では似合う素材感と形がわかります。

例えばこれ。

ピアスはかわいい

私は骨格ウェーブなので、胸元がハートやV字のデザインでは肋骨が見えて寂しげな印象になってしまいます。

同じくらい胸元が深くても似合ったドレスはこちら。

最終候補まで残ったうちの1つ

よーーーく見ていただくと首元までうすーーーい布があるのがお分かりいただけますでしょうか?

比較してみた

薄い布1枚あるだけで印象がずいっっぶん変わります。
胸元のけっそり感が消え、寂しげな印象から華やかな印象に変わりました。

ちなみにドレスショップのお姉さんは左を激推ししてくれていました。

鵜呑みにしていたら左にしちゃってたかも。

骨格診断を知っていたからこそ、試着をした際にチェックすべきポイントが分かっていたので自分を客観的に見ることができました。

他にも、全く同じ形のドレスでも生地がしっかりしすぎていると私は「着られてる感」が出やすい。
とにかく柔らかい生地が似合いました。

骨格ストレートさんとナチュラルさんは私とは逆で、ある程度ハリ感や厚みがある方が似合いますよ。

和装もしたのですが、白無垢は刺繍の織り方によって生地感が柔らかく見えたりハリ感が出たりします。

「中にたくさん着るから和装はそこまで骨格気にしなくていいかな〜」と思っていましたが、私の考えが甘かったです。
硬い方はモロ着られている感が出ました。
これも骨格ストレートさん、ナチュラルさんは選び方逆ですよ!

ちなみに私が選んだ白無垢はこちら。

全身で写ってる写真あんまりなかった〜

柄は大きいけど柔らかいんです。

似合う柄については後に出てきます。

あとはウエスト位置やシルエット感も骨格診断が重要。
書き出すとキリがないのでもっと知りたい方はぜひウェディングプランへどうぞ。

顔タイプ診断で分かる「似合う」

顔タイプ診断では似合う装飾や素材感が分かります。
例えばこちら。

写真では伝わりづらいのですが、左はガーゼっぽい素材感のドレス。
私は大人顔なので、このような天然素材風のものより右のツヤっと光沢感のあるものが似合いやすいです。

ここまで読んでくださっている方はもうお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、素材感を選ぶには骨格も顔タイプも重要なんです。

骨格では生地の厚さ、顔タイプでは質感。
2つの診断を掛け算して考える必要があります

「難しい〜〜〜!」と思ってこの記事から離脱しようと思った方!
お待ちください!

顔タイプで分かる「似合う」はもう1つあるんですね〜〜〜。

それは……

ウェディングドレスで柄?と思った方。
レースも柄なんですな〜。

ではNGとOKをお見比べください。

左は小さい装飾がたくさん付いていて、顔のパーツの強さに比べて小花がちまっとして見える印象。
試着ではセルフメイクなので本番ではもっと顔が強くなるはず。
そうなるともっと小花の心もとなさが目立ってきます。

一方、右側。
レースの柄が大きく顔の印象と釣り合っています。

さらに似合う柄の大きさだけでなく形も分かります。

左:まんまるのお花
右:長細い花びら&葉

まんまるは顔に曲線が多い方が似合います。
(サイズ感も考えるとこちらはキュートさん向け。)

私は顔タイプエレガントなのでもう少しシュッと長くさせたい。

柄の形と大きさの大切さ、伝わりましたでしょうか?

他にもこんなドレスも試着してみました。

似合わなすぎて絶妙な顔

民族衣装体験みたいになっちゃったねぇ…。

こちらは子供顔×骨格ナチュラルさんが似合います。

パーソナルカラー診断で分かる「似合う」

パーソナルカラー診断ではもちろん似合う色が分かります。

まっ白のウェディングドレスはヘアメイクでイエベさんも似合うようにしてもらえるので、正直パーソナルカラーを気にしすぎて「イエベだからアイボリーっぽいものを選ばなくちゃ…」となる必要はありません。

ヴィンテージの風合いが好きな方などはそちらを選ばれてももちろん素敵です◎

「真っ白が着たいのにパーソナルカラーが…(泣)」となる必要は全くないということはお伝えさせてください。

大きく影響してくるのはカラードレス

これは面積が大きすぎるので、ご自身の似合う【色相(イエベブルベ)・明るさ・鮮やかさ・清濁(くすみ有無)】のど真ん中を狙っていくのがおすすめ。

私の場合カラードレスを着なかったので、白無垢の中に着た半衿や小物類に活かしました。

隣は弟です

白無垢の中にパーソナルカラーに合わない母の黒ベースの振袖を着ることを決めていたので、その分顔周りを明るくするために高明度の色を、顔に血色感を足したくてイエローベースの色を選びました。

どうにかイエベ春の良いところである多幸感を出せて満足です。

私の持論ですが、サマーの方は透明感を、オータムの方はおしゃれ感を、ウィンターの方は唯一無二のオーラを出すよう意識すると最高のウェディングドレス選びができると思います。

母の振袖

好みと似合うを両立した運命のドレス

ドレスって本っっ当〜〜〜にたくさんあるんです。

そんな中で運命のドレスを自分を客観視しながら選ぶことは至難の業。

「結婚式の時にイメコンを知っていたらもっと似合うものが選べたのに…!」という声を私の周りだけでもたくさん聞きます。

結婚式は一度きり。写真は一生残る。

何より自分達のために集まってくださった方々を最高の笑顔でお迎えしたいですよね。
そのためには最高の衣装選びをして自分に自信をつけることは不可欠。

この記事をここまで読んでくださった方が、後悔なく運命のドレスと出会えますように。
心から祈っております。

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橘 季希 Kiki Tachibana
【イメージコンサルタント・モデル・ライター】
📍東京都中央区勝どき駅 徒歩3分

勝どきで16タイプパーソナルカラー診断・骨格診断・顔タイプ診断のサロンを運営中。
「似合う」と「好き」の両方を大切にしています☺︎

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