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自分にフィットしない読書の功名

読書をしたのに・・

今日は、比較的ゆっくりしていたので本を1冊読み切りました。

キャリア理論の一つを現代風に解説した本です。

その感想をnoteに書こうと思っていましたが、なぜか何も浮かばない・・。

決して著者と意見が合わなかったわけではありません。たとえ合わなかったとしても、逆に新しい気づきがあり、何かしらのアウトプットが生まれるはずなのですが・・。

なぜこんな現象が起こったか

この本には、とあるキャリア理論を分解し、最近注目された著書で使用された言葉などを使って分類しながら、自分のキャリアを分析し、これからのキャリアを変幻自在に生き抜く術が書かれています。

これまで組織で働いてきたけれど、そのままで良いのだろうか、これからどうしようか、と考え始めた人の最初の一歩を後押しするような本でした。

もしかしたら「これまで組織で働いてきた」の部分が私にフィットしなかったのかもしれません。

どういうスタンスで本と向き合うか

私は今日、どういうスタンスで本を読んでいたのか考えてみました。

①これからのキャリア支援のあり方を読み解くヒントがほしい
②キャリア理論として名前は知っていたがもっと詳しく知りたい
③自分のキャリア形成のヒントがほしい

購入したときは、こんな感じだったと思います。

実際、今日読んでいたときの自分のスタンスは③だったように思います。
人のためや自分の学びのためではなく、自分の今後のため。

無意識に・・

自分のこれから歩む道へのヒントを探していました。

新しいフェーズに移った(移りつつある)自分のこれからのキャリアへの不安や迷いが、無意識にそうさせたのかもしれません。

実際に動き出せは、そんなものは忘れてしまうんですけどね・・。

階段の踊り場にいる時期はいつも、不安や迷いがつきものです。

時間を置いて

私が必要としていたのは、この本がターゲットとしている人が知りたい情報とは違っていました。

だから何となく物足りなさを感じたのかもしれません。

ただ、キャリア支援のため、自分の知識習得のためというスタンスで、もう一度読んでみたら素晴らしい気づきがあるはず。

少し時間を置いて、もう一度読んでみます。

読み終えた直後は・・

せっかく読書の時間が取れたのに得るものが少なかった・・(自分のせい)とガッカリしていましたが、こうしてnoteに書いているうちに、今の自分が欲しているものに気づくことができました。

また、自分がどういうスタンスで本に向き合っているか、認識しておくことも必要だと感じました。

そうすることで、本と自分との間の違和感に早く気づくことができます。

今日の出来事はある意味、読書の功名。

今の自分が欲しているものが分かることで、選ぶコンテンツも変わるはず。

本を読まねば!と思っていましたが、意外と本以外のインプットを必要としている可能性もあるので、柔軟に見極めて、自分の時間を充実させたいと思います。

<Photo by Robert Anasch on Unsplash>

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