自己アイデンティティモデル2024.6
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドを使ってワークショップをすることも多いが、ワークショップの参加者になることも多い。
参加者になることで、プログラム構成やファシリテーションで学びになることも多いが、それ以上にレゴ🄬シリアスプレイのワークショップで生まれるものは、自分の日々の生活に活力を与えてくれるので純粋に真剣に楽しんで参加している。
その中でも「自己アイデンティティ」というテーマは、私自身、人生においても非常に大きな影響力をもつテーマだと考えているので、今後もこのNoteに記録を残していこうと思う。
自己アイデンティティ・モデル
モデルの左側は私が作り出したい世界観を表している。それは、一人一人が成長しながら個性を発揮し、社会の中で生きていける世界である。
モデルの中央部分はその世界をつくるために私がコミットしている二つのことを表している。ひとつは、自分が学んだことをできるだけ分かりやすく説明することである。もう一つは、その知識を使って成長する場を提供することである。それは私の研究や授業の中核にあることでもある。
モデルの右側は、そのコミットしている活動を生み出す私の価値観を表している。足元にあるのは「幅広い知識を吸収していくこと」だ。これは読書もあるが人の話を聞くということも含まれる。私の背中には過去の経験を背負っている。成功経験と失敗経験を半分ずつ背負っている。これは「成功失敗の両方から学ぶ」という姿勢を表している。私の右手には、知識や経験を創作的に料理するための包丁が握られている。私には「オリジナルの授業やワークショップを楽しんでもらう」ものにする気持ちがある。私の左手には、旗が握られている。それは「挑戦する心を忘れない」ことを示している。
一つに文章化するのが難しいが、私という人間は「多くの人が成長し個性を発揮する世界をつくるため、新しい学びの場を提供できるように自らも学び挑戦する人である」というアイデンティティを持っていると表現できるだろう。
アスピレーション・モデル
今回は自己アイデンティティをベースにアスピレーション・モデルを作った。これは、今の自分の状態を最高に持っていくとしたらどのようなことができる自分になるのかというモデルである。
新しい要素は加えずにパーツの組み合わせを変えることで表現した。
自己アイデンティティでは、自分は裏方で仕組み作りに没頭していたが、もっとよい知識や学びの場を提供しようとするならば、自らがもっともっと何かに挑戦していくことがより良いということだ。学生たちには変わらず知識や挑戦の場は提供するが、私自身の挑戦する背中を見せることでより良い学びを提供できるということだ。
先ほどは料理人だが、今度は登山家のイメージに重ねてもらえるとよりよくわかるかもしれない。実はこのイメージの転換は、私自身ではなく、一緒にワークショップに取り組んだ他の参加者からいただいた。一緒に考える楽しさと意義を感じることができた。
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