目標は一回に一つだけ
おうちで何か取り組むことを考えるときのポイントを紹介します。
できかけていることを選ぶ
○:いろいろな図形を描くことができる子に、文字を書く練習を始める
×:横線や縦線しか描けない子に、文字を書く練習を始める
全くできないことに取り組ませるのはおすすめしません。できかけていることなら、少しの努力でできるようになる可能性が高いです。
目標は1つにしぼる
×:正しい姿勢で書く
これは姿勢の維持と文字を書くという2つの要素がまじっています。どちらかが既にできるようになっているならいいのてすが、どちらも未熟なら、課題としてはふさわしくありません。目標が二種類になってしまっています。
同じ課題の中に苦手な要素が複数あると、子どもにとっては格段に難しくなります。『字を書く』に目標を絞るなら、その間は背中を丸めるのは多目に見るなど、完璧は求めないようにしましょう。