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どうする?逆切れする家族

A「洗面所がよくビシャビシャになってる。使い方、何とかならない?」
B「自分だって電気消し忘れるだろ!」

Bの返答の勢いに圧倒されてしまい、話し合いが困難。

これ、Bが言いたいのは『この話おわり!私は変わる必要ない!』ということだと思います。文句を言われた不快感をまるごとはね返そうと懸命になっています。他人から文句を言われる不快感に耐えられないということ。耐性が低いのです。

こうなると話し合いの余地はなさそうです。

この耐性低すぎ問題、外でもこうだと非常に困ったことになります。若く柔軟なうちに何とかしておきたいものです。

着眼点は3つ。
①聞き手は、文句を言われること=攻撃 ととらえている。
↑ある意味正しいのですが、受け取り方があまりに偏っていますし、「あなただって〇〇でしょ!」では反応が極端です。ここを何とかしたいですね。

話し手は洗面所の使い方を変えてほしいと思って文句を言います。要望しているのです。聞き手がどうするかは聞き手本人が決めることで、強制しているわけではありません。断ることだってできるのです。しかし拒否するだけでは解決しませんから、お互いが納得する案を考えるのが望ましいです。

話し合いの目的は『代わりの案を共有すること』のはずです。

話し手が感情を乗せて伝えると、聞き手は敏感に反応しやすい。『雑な使い方に迷惑している』という不快な体験を経ているので、感情が乗った言い方になるのはしょうがないのですが、そうすると冒頭のようになりやすいのも事実。何とかできるとすればここ。話の切り出し方です。

どうしても感情的になってしまうのであれば、メールなど文字で伝えるのも一つです。スマイルマークなど添えると良いかも。

話を聞く構えを作る
聞き手が何をしているかに関係なく「洗面所がビショビショなんだけど」と始めてしまうのは上手くありません。聞き手は何かの作業中かもしれないし、嫌なことを思い出して沈んだ気分かもしれません。いきなり話しかけると聞き手の思考の流れを止めてしまうので、ここで『イラ立ち+1点』です。話を聞いてもらうための準備としてはかえってマイナスです。

「ね、ちょっと話したいんだけど今いい?」など、本題に入る前に何かあると良いような気がします。


さて読んでくださった方、「こんなんやってられない!」と感じるかもしれません。いつも完璧にこなすのは無理、そりゃそうです。人間ですもん。できる時があれば使ってもらえたらいいなぁと思って書いてみました。

注意
☆相手の精神状態によって結果は異なります。
☆暴力が出ている場合はお勧めしません。




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