天皇杯__180905_0033

"中高生による"小学生のバレー大会

バレーの指導者の方のブログで素敵な記事を読みました。*

***

先日、関東のとある地区で
小学生交流大会が開催されました。

中学校と高校で「小学生の大会」

どういうことかと言いますと、、

小学生の大会を
中学生と高校生で運営する
というものなんです!

十数チームが参加してリーグ戦の後、順位によるリーグ戦

素晴らしいプレーの連続に
小学生の目は、輝き
真剣そのものだったようです。

「交流大会」なので、
勝負、だけでなく、
交流も目的とされているのだとは思いますが、

司会、競技運営、審判
接待、案内など

運営のすべてを
中学生と高校生が行ったんです。

進行を促すマイクからも大人の声は聞こえない。。

想像したら、、すごいですよね。

あ、すごいことなんです!

大体が
地域のバレーボール協会が進行したり、
小学生の大会なら小学校の連盟が行い、

子どもたち、選手たちは
試合を頑張る!
自分の力一杯のプレーができるように尽くす!
が基本なんです。

ーーー
(監督さんの言葉引用)
前日は、コート作り(ラインテープ貼り)、
応援席の設置等の会場設営の後、審判クリニック。
(小学生は、ダブルコンタクトがないので、高校生がつい笛を吹いてしまうことのないように注意)。

その後、開会式と閉会式のリハーサル

参加していた小学生の指導者や保護者は、生徒の態度、振る舞いに驚いたと言っていました。

ある監督さんは、
「どうしたら、あのように話せるようになるのですか?絶対教育の中であると思うのですが」と言っていました。

また、別の監督さんは、
「試合後、審判をやっていた生徒が、
『審判をやらせていただいてありがとうございます』と言われたのは、初めてでした。

微妙な判定の時に、
いらっときた自分が恥ずかしくなりました。」と言っていました。

「廊下などですれ違うと、『お疲れ様です』と会釈をされて、
礼儀正しい生徒だと思いました。」など口々に賞賛されていました。

校長先生、教頭先生も朝早くから、
最後まで、準備、運営、後片付けまでしてくれていました。

バレー部の顧問以外の先生方も何人も来て、
交通整理や誘導など協力してくれていました。
その姿を知った小学生の指導者は、また一様に驚いていました。

この交流会に参加した方、参加してもらった方とも、
ものすごくいい気持ちで終わりました。

招待してもらったチーム、選手達は、とてもいい経験をしましたが、
運営をして大変な経験をした生徒達の方が、より得がたい経験をしたと思います


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大会を運営していくことは
結構大変なことです。

私も、
今年のはじめに新しく試みたミックスの大会、
士気の違いがあったり、様々な意見があったり、
大人同士の大会を開催するのも一苦労でした笑^^;


もちろん大人のサポートはあったかと思いますが、

参加チームの小学生の指導者の方々は
普段は大会を運営している側なので
大変さがよくわかっていたようで、
そこにいるみんなが温かな心、少しのゆとりがあった
それもとても大事なことと思います。

中学生や高校生が大切な時間を、練習をせずに一日運営に当たるのは
大変なだけでなく、
時間がもったいないという考えもあるかもしれませんが、

決してそうではない、と。

大会を運営するということは
参加している選手や指導者
応援の保護者の方々などが
「一番いい(よかった)と思われるように」考えて、
行動をしなければいけません。

細かい所まで
相手のことを考えて行動する機会は なかなかあることではありません。

小学生のために尽くすことは
結局は、自分の成長につながりますよね。

プレーを見てバレーボールを学ぶことも
あると思いますが

それ以上に
相手の気持ちを考えること
人と接すること
様々なことに対応することなど

数え切れないほどの
"人としての大切なこと"を学ばせてもらえます。

ーーー
最後の閉会式で
賞品の「ぬいぐるみ」をもらった小学生は
最高の笑顔を見せていたようです。

ぬいぐるみ 可愛いですよね。*^^

閉会式で主催側としてマイクを持った高校生の挨拶は高校生の挨拶、
:「私たちも同じようにしてもらってきて、大変さも実感していますが
  小学生の皆さんのプレーや姿勢に
  初心に返らなきゃと思わせてもらったり、
  もっと上手になりたいと思いました」

優勝したチームの小学生の感想、
:「先輩方が全部やってくれた大会に出てて、
  頑張らなきゃという気持ちもわきました。
  私たちのために動いてくれて、笑顔でいてくれて、心強かったです
  中学生になったら同じようにしてあげられるように
  今日の気持ちを忘れません。」

全部用意された言葉ではなく、
お互いに感謝を伝え合う言葉もあって、
本当に素敵すぎますよね。。。( ; _ ; )

中高生は
きっと、自分もしてもらったように!という思いや
小学生を見てさらに、見本にならなきゃ!という気持ちになり

小学生は中高生の温かな眼差しを感じて頑張れて。。
それが世代を超えてずっと繋がっていく。。

小学生チームの指導者も保護者の方も皆、感動していたそうです。

そして閉会式ではどのチームの小学生も
ニコニコしていたそうです。


私の地元でもできたらいいな。*

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