みらいハ!ッケンプロジェクトの地域コーディネーターをやってます!
「みらいハ!ッケンプロジェクト」は、長野市が行う事業です。子どもたちの体験学習の機会を増やすために実施をしています。初年度の2023年は、長野市に住民票を置く全小中学生に一人一万円分の体験クーポンを配布しました。子どもたちの豊かな体験や学びの機会を提供し、子どもたちが好きなことや得意なこと、学びたいことを見つける機会を作る、未来に向けた人を育てていく取り組みです。
事業の受託事業者である公益財団法人チャンス・フォー・チルドレンさんと共に、地域コーディネーターとして活動しました。地域コーディネーターは、 「子どもや支援者の声」を聴きながら子どもたちと地域の体験活動をつなぐ役割を担っています。
地域コーディネーターとして、福祉の専門家、中間支援組織所属など、さまざまなバックグラウンドを持つ5人で活動を行っています。一つの相談案件でも、それぞれの得意とする分野を合わせることにより、具体的な解決へと結びつけることができたのでないかと思います。
その中で、キキは地域企業や学生など、多様な人々がもっと子供達に体験を提供できるようにお手伝いをする役割と、みらいハ!ッケンプロジェクトのクーポンがもっと気軽に使えるようなイベントの組み立てを行っています。
気軽に、日常訪れる場所での体験活動の提供「こどものモール」
みらいハ!ッケンプロジェクトのクーポンをもっと気軽に使えるように、遠くまで連れていってもらわなくてもここに行けば複数の体験ができる、ということを狙って、県立長野図書館の信州・学び創造ラボにてイベントを行いました。
80人の子供たちが訪れ、それぞれやりたい体験を選んでやってみることができるイベントとなりました。
この事業は、2024年に額も3万ポイントに増額、通年での利用ができるようになり、継続しています。長野市に、豊かな体験活動が増え、様々な人の市民性を育む事業になるといいなという願いを持って関わり続けています。
執筆:九里美綺
ーメディアー
【日本経済新聞】
長野市、子どもの体験や習い事支援 1万円分ポイント|2023年9月19日
【PRTIMES】
子どもの体験格差解消に向けた長野市・経産省との協働事業「長野市子どもの体験・学び応援モデル事業」がスタート|2023年9月28日
【中日新聞】
長野市、子どもの体験や習い事支援 1万円分ポイント|2024年2月2日
【チャンスフォーチルドレン】
地域の大人と協力して子どもを体験機会につなぐ。長野市「みらいハッ!ケンプロジェクト」地域コーディネーターとは?【座談会レポート】|2024年3月7日