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「心地よい時間」
児童文学講座の帰り。
なんとなく最近胃が疲れてる感じがするので玄米自然食を提供してくれる「ゆるり庵」へ。
大正4年に建てられた古民家。
趣があってとてもいい。
座席には湯たんぽが置いてあり、座るとじんわり腰回りがあたたかくなった。
ちょうど働いている方の食事時間と重なったようだ。
少し離れた大きなテーブルを皆で囲み、わいわい楽しそうに話す声が部屋全体に響いていく。
「美味しいねぇ」
「うん、ほんっとすごい美味しいよね」
「もう久しぶり。うれしいー!」
そういや“共食”ってヒトだけなんだよなーなんて思いつつ。
「ほんと美味しいなぁ。」
私もひとり、呟いていた。
なんとも心地よい時間だった。
ご馳走様でした。