最終日の素敵な出逢い
2年半の児童文学基礎講座が終了した。
児童文学を通して、人間の本質や現代の社会にある問題、そして、今をこれからを、どう生きていくのか。
年齢的にも今まさにタイミングよく学ぶことができ、有難い機会であった。
最終日に素敵な出逢いも。
隣に座った同年代の方に、声をかけてみた。
今月下旬に修了式があるので、出席するか聞いてみた。その方は欠席するとのことで、新たな講座でまた会いしましょうと別れた。
今日をもってしばらく小樽も来ないだろうと、「薮半」でお蕎麦を食べていこうと思い立った。
店のドアを開けると、さっきお別れしたばかりの方が!
「初めてきたんです。一緒に食べませんか?」
なんという偶然だろう。
美味しい天ざるを食べながら、講座に関することから子育てや今を取り巻く子どもの環境、家族のことなど。
楽しくてあっという間に時間は過ぎた。
このあと喫茶店に寄って行くというので、どちらの店かときくと、「マリーローランサン」というので、これまたびっくり。大好きな喫茶店ではないか!
喫茶店ではレポート作成に苦労したことや、受講中の面白話など、2年半の話題は尽きず、初めて逢ったのに共通点もとても多く、驚きと嬉しさの連続だった。
不思議な不思議なめぐり合わせに感謝。
「小樽」は、私に多くの機会を与えてくれる。
縁ある地だと改めて感じた。
いつかまた逢えることを願って。