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【改訂版】実は美味しい!英作文(実践編 その5)(名古屋大学2024)

2024年入試「データ分析・推論」の問題形式、名古屋大学を確認します。

昨年度の問題と違い「データ分析」ではなく、昨年より「美味しくない!英作文」でした。the Muller-lyer illusion (私の下手な作図を参照してください)の「錯覚」を、1) 英語で説明し、2)「知覚・認知」に与える影響を英語で短く論じるというものでした。どちらも、30 words 〜 50 words の字数制限です。

the Muller-Lyer illusion

1) 「英語で説明」では、どのように説明すればいいのか戸惑ってしまった(例えば、horizontal lineという表現等)しれませんが、2) 「知覚・認知に与える影響」は、わりと書きやすかったと思います。

どちらも、理論編」で説明したS+P+E+Eの書き方のパターン(Cは省略する)で、S+P+Eを使えば、30 words 〜50 wordsで書き上げることができます。とりわけ、2)は「お決まりのS+P+E+E、あるいはS+P+Eのパターン」で、何点かは加点できます。そうです」!結論を先に述べ、後から説明を加えるパターンですよね。

勿論、言いたいことを正確に説明する、例えば、「ラインの各々の先端部分の2本の斜線、あるいはVシェイプの線」を、自分の持っている知識・英語で表現するのは、少々練習が必要かもです。

2)の「知覚・認知」に与える影響については、brain と perceptionは深い関係にあり、もっと言えば、「brainが私達のperception processesに関係しているので・・・」という様な内容を「結論から先、そして説明のS+P+E+E」で説明することになります。

まず、重要な単語・表現から復習してみます・・・

今後も使えそうな表現を一緒に確認しますね。

1. horizontal / vertical  水平 / 垂直
2. one / the other 1つ目 / 2つ目(2者択一において)
3. first / second   OR  former / latter 
    最初の / 2番目の  OR  前者 / 後者     
4. each  各々 everyとはニュアンスが違います
5. end point 終点

6. arrow 矢印
7. outward / inward 外向き / 内向き
8. extend (protrude) / point  広がる / 指し示す 
9. diagonal / straight / dotted / wavybroken lines  
   斜線 /   直線     / 点線     / 波線  / 破線

10. perceive / perception / perceptual 知覚する / 知覚 / 知覚の
11. optical illusions 錯覚
12. subjective / objective   主観的な / 客観的な
                    等が使える表現でしょうか?
これらの単語は、少々余分も入っています。

また、具体的に私が書いた文と解説を少々、以下に追加(有料部分)します。ついつい余分に書きすぎてしまう傾向がありますが、大体 50 wordsで書き上げています。少々長いですが、お役に立てると嬉しいです!

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