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【改訂版】実は美味しい!自由英作文(実践編2) 10分〜25分で書き上げるコツ 【受験前に必読!】 金沢大学2020

加筆訂正により、【改訂版】を12/30/2024更新。

読みやすい英文は、必ずと言っていいほど、ある種のフォーマットに基づいて書かれています。「思考の流れ・展開」が非常に分かりやすい。

ではどのように書けばいいのでしょうか?

「実践編1」(リンク参照)で紹介した、英作文の4タイプの内「1.理由や経験を提示しながら、自分の主張を展開するタイプ」について、 実際の大学入試問題を用いて解説します。どのように工夫して書き上げているかを分析しながら読んでいただくと効果的です。

OK, here we go ….

「金沢大学(2020)の問題「大学1年生は大学の寮で一緒に生活をすべきかどうか(3つの理由を提示、制限字数は80〜120語)」(実際の問題は英語で出題)

3つの理由の用いて、自分の考えを明らかにしなくてはならないので、 前回まで説明「【改訂版】英作文(理論編)」(以下参照)「【改訂版】英作文(実践編1)リンク参照」に従い、丁寧に論を展開しようとするなら、基本フォーマットをツイストする必要があります。


1 ブレインストーミングのポイント

問題を読んで、フォーマットがすぐに選択できる人は別にして、一般的には、「理由3つ」の縛りから、ポイントをまず3つ絞り出す作業に取り掛かると思います。このブレインストーミングが、実は非常に重要です。

実際に少し考えてみてください。貴方なら何を理由(ポイントP)にしますか?

・まずは、思いつく理由を5つぐらい(最低3つ以上)挙げてみてください。5つの理由から、書きやすいものを選択するためです。
・3つすら思い浮かばない場合には、問題の趣旨とは少し離れているものであっても、とにかく3つ絞り出します(今回のフォーカスです)

ブレーンストーミングは肝ですから、もし既に(S)(P)(E)(C)のポイントが固まっている方は、それと比較しながら読んでみてください。

2 ブレインストーミングの中で(推敲例)

「大学1年生は大学の寮で一緒に生活をすべき」という主張を展開したい。私が思いついた3つの理由は・・・

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