【改定版】実は美味しい!自由英作文 英文ラインティングの基礎(理論編)10分〜25分で書き上げるコツ【受験前に必読!】
加筆訂正により、【改訂版】を12/30/2024更新。
読みやすい英文は、必ずと言っていいほど、ある種のフォーマットに基づいて書かれています。「思考の流れ・展開」が非常に分かりやすい。選択された単語や表現には、書き手の思いが詰まっています。字数が少なければ少ない程、フォーマットや言葉の選択に工夫が求められます。
試験では、洗練された英文を書かなくても大丈夫です。単語や表現を精査する時間は限られていますから。でも、「読みやすい」英文、「得点できる」英作文を書こうとするなら、展開のフォーマットを理解し、制限字数内に書き終えることが重要です。
例えば、大学入試の自由英作文問題は、実はとても美味しい得点源なのですが、無回答の確率がかなり高いとの報告があります。そう、ここで得点できれば、得点の上積み、あるいは挽回ができるのに!
あるいは、英検、TOEIC や TOEFL のライティングでスコアが伸びないと悩んでいる学習者の方は、以下の「基本フォーマット」を少し意識するだけで、スコアが上がります。ほんの少し意識するだけです!あとは、このフォーマットに従い、パラグラフをつないでいけばいいのです。
コツをつかんでしまえば、解答時間の10分〜15分(大学入試)、20分から25分(TOEIC)で確実に得点できます。添削指導をしてもらっている人も多いと思いますが、基本を理解した上で添削してもらうのが近道です。
また、英文ライティングソフト (grammarly) を用いる前に、まず「基本フォーマット」を学習し、その後に英文の精度を高めていくのが効果的です。
この「理論編」に続く「実践編」では、
「英作文実践編1」(実践全般)及び「英作文実践編2 金沢大学」「実践編3 一橋・横浜国立大学」「実践編4 名古屋大学・広島大学」
「実践編5 データ分析・推論編 名古屋大学」(実際の大学入試問題)で、解答例(オリジナル英文)を使って、追加説明をしています。
また、書き方のコツとして、「実践編6 (分析・論点整理の方法)」「実践編7(書くポイントの整理)」「実践編8(字数を稼ぐには?)」についても、神戸大学・九州大学の問題を使って、解説しています。
Let's dive in to save your precious time!
始めに
英作文の基本は"PEE"です。PEEのは英語で「おしっこをする」という意味なんですが、それはさて置き、Point (P)とExplanation (E)との組み合わせで自分の主張を展開します。Eが2つあるのは、最低2つの説明でPoint (P)を補完するという意味です。
この"PEE"はどのような英作文にも当てはまります。英文解釈では、よく知られている、「トピックセンテンス」と「サポートセンテンス」です。前者が P で、後者が E です。英文を「書く」のか「解釈する」のかの違いだけで、パラグラフは、同じフォーマットで構成されています。
この "PEE"(基本フォーマットは 以下で説明)は、PREP 法(P: ポイント, R: 理由, E: 具体例, P: ポイント)と同様に、説明や主張を提示する場合に効果的です。ポイントを明確にできるからです。とりわけ、1つ以上のパラグラフを展開する場合には、アレンジしやすく、理論を理解してしまえば、活用も割と簡単です。
では、この "PEE"を、どのように応用して、自由英作文(あるいは、一般的な英文)を書き上げると良いのでしょうか?
以下の4つの観点から、英作文のポイントを説明しています。最後の観点として、「ちょっとしたコツ」も載せました。
自由英作文のフォーマットの詳細説明
結論 (Conclusion) の工夫 (PREPとは異なる提案)
字数制限について
実践練習の前に
ちょっとしたコツ
PDFファイル(A4 4枚)で、1.フォーマットの詳説に加えて、2. 〜 5. も説明しています。前回投稿に説明を追加し、文字での説明でも理解してもらえるよう工夫をしました。情報量が増えたので、PDFファイルにしていますが、PDFでない前回投稿「自由英作文(理論編)」を確認してもらうことも可能です。
Thank you for reading this through so far.I really hope that you will read the below as well for your better understanding of how to make your point(s).
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