使える表現・文法 仮定法2
前回投稿の「20代の自分に、今どんな言葉をかけますか?」で紹介した英文、What would you have done differently in your twenties? について、
もう少し説明します。
「20代のころ、もっとこうしておけばよかったと思うことは何ですか?」
「20代の過去の自分」が(もし可能だったら)変えられたと思うこと」について質問していますね。
同じような表現で、「その状況だったら、あなたは今と違ってどのような対処をしたと思いますか?」があります。
What would you have done differently in that situation?
これは、「どのような回答が期待されているか」を理解したうえで、回答すべき質問です。
今までの体験・経験を確認するためのもので、「就職や再就職のための面接」で発せられる質問です。なので、「実際あの時はうまくいかなかったけど、もう一度チャンスがあたえられたら、〜のように行動したい」と自分を売り込むための回答が期待されています。
日本での「再就職の際の面接」でも、前の職場を悪く言う事は決してプラスにはなりませんよね。アメリカでは、「過去の失敗」から何を学んだので、今後それをどのように活かして行きたいかを明確に示す必要があります。
思いつくままに、回答を考えてみました・・・
I could have invested "more" time and effort for rapport-making. I would like to put "all my energy" to build such a working environment where everybody can "freely and equally" express their opinions and feelings.
「お互いが信頼できる(rapport)な関係を構築するために、もう少し時間と努力を尽くせば良かったと考えています。誰もが、自分の意見や感じていることを、自由にそして平等な立場で述べることができる職場環境を作っていくことに全力で取り組みたいと思っています。」
上の英文中 "I could have invested more time and effort for rapport-making." の "more" は非常に重要です。「取り組めなかったこと」否定的に表現するのではなく「さらに〜したい」、つまり、「以前も努力はしてきたがさらに頑張りたい」とします。
「あなたの短所を教えてください」という時に、否定的な表現でなく、肯定的な表現に置き換えて回答しますよね?それと同じです。
Thank you for reading this through. I hope that you will have fun during Golden Week! I also hope that it will be clear and sunny during the Week.