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台風っぽくなってきた感じ…まだ「感じ」

相変わらず鹿児島からです。
今日は少し風が出てきて台風が接近してきているのかな?と僅かながら現実味が増してきました。

小雨が降る中、半ば強引に友達を誘い鹿屋まで連れて行ってもらいました。目的は鹿屋航空基地史料館。知覧特攻平和会館とは、また違った角度から戦争の惨禍を語っていました。旧日本海軍創設期から第二次大戦にいたるまでの指揮官の考えを文面を通して学べたり、川端康成が記したメモに書かれた特攻隊員の様子や特攻隊員に対する気持ちを知ることも出来ました。もちろん、そこには多くの特攻隊員の特攻隊員の遺影や遺書などが展示されていたので読み進めていけば行くほど胸が苦しくなり、けれど知っておくべきことなんだと思い目を通していきました。
これは留学を考えている娘に学んで欲しい事実でもありました。もし外国の友達と歴史を語る時が来た時に、勝利国や敗退国などを超え、それぞれの国に大義名分があったこと。それが間違ってたかもしれないけれど、決して日本人が悪人ではなく、そうせざるを得なかった背景があったこと。教科書で教えてもらえないことが資料館にはある、何が真実かを自分の目で見て欲しいという私の思いがありました。

鹿屋航空基地資料館

資料館を後に荒平天神を参拝し徳之島行きを祈願。
満潮だったので裸足になって、少し鹿児島の海を味わいました。この海と徳之島の海もつながっている。足を浸けたということは、徳之島の海にも足を浸けたということだ!と凹んだ気持ちを奮い立たせ、先の見えない鹿児島生活を楽しみます。


荒平天神

朝が早く朝食を抜いていたのでお腹もペコペコ。
垂水はカンパチの養殖が盛んとのことなので、ランチはカンパチ丼。
ボリューム満点、お財布に優しい食事処でございました。

とんとこ館

まさか、桜島に二回も行くとは思っておらず帰りは食べ損ねたフェリーのうどんを娘とシェア。お腹いっぱいのところに、更にうどんを入れたので、もうお腹パンパン。もう鹿児島のグルメは食べつくした感じです。

桜島フェリーで食べる薩摩うどん

そして気になる台風6号。
イイ感じに邪魔してくれてます。
一旦、福岡まで戻り福岡から那覇に飛び、那覇から徳之島という手があると考えてフライト情報を見ると「キャンセル待ち」9日に空席があるけれど、これって福岡近辺が暴風域に入る頃。焦る気持ちを抑え移動するリスクと留まるリスクを考えた結果、鹿児島に留まることを決めました。

台風進路予想図

7号も生れちゃってね…めでたいめでたい。かなり皮肉ってますw
そう言えば離島生まれの方に「台風シーズンですね」と言われたことを思い出した。そんなシーズンに馴染みがないからスルーしてたけど、ハイシーズンに合わせる私はバカなのか…間違いなくそうなんでしょう。知識不足かつ情報不足。痛い痛い。

とりあえず10日までの宿は手配しました。


ふと見たホームページ。
相変わら私の旅は綱渡りのようです。

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