【魔女の宅急便】キキの魔法の謎 エンディングテーマにヒントが!?
まえがき
魔女の宅急便にはまぁいろいろ謎があります。
ジジの声の謎や、キキのスランプの理由。
いろんな人が考察していますが、そもそも、公式資料が出ているので、「いや、まずそれ読めよ」というのが個人的な意見。愚痴はさておき。
これらについてはすでに解説しています。
そちらから読んでいただけると、この記事もわかりやすいかもしれないです。
メインテーマ「なぜこの曲がエンディングテーマなのか」
本作のエンディングテーマになっている、荒井由実さんの「やさしさに包まれたなら」の序盤の歌詞。これが実は「キキの魔法とは?」を説明しているのです。
-小さい頃は神様がいて、不思議に夢を叶えてくれた-
ここ。
以前説明したことをもう一度。
キキにアドバイスした”絵描きのウルスラ”が、「自分の絵がだれかの真似だとわかった(本当の自分の絵ではなかった)」と言ったように、スランプ前のキキは親の魔法でただなんとなく無意識に飛べていたのであり、真に自分の魔法ではなかった。
また、ウルスラ先生はこのように言います。
「神さまか誰かがくれた力なんだよね。」
彼女の言う「神様」これは、いわゆるギフテッド・・・先天的に与えられた才能ということです。
終盤飛べるようになったのは、彼女が真に自分の魔法を手に入れたからということです。
これを踏まえて先ほどの歌詞の一節を見てもらいたい。
スランプになるまでのキキは、精神的に幼かった。
つまり、「小さい頃は」
そして、そのキキは親の魔法(先天的に与えられた能力)によって、無意識に飛べていた。
つまり、「神様がいて(先天的に与えられた力)、不思議に夢を叶えてくれた(何となく、無意識に飛ぶことができた)」
となるわけです。
いやはや、この曲がエンディングテーマになっているというのも、ちゃんとした意図があったわけです。