宝物の見つけ方
小さな頃、私は宝探しが好きでした。
通っていた保育園では、年に1回だけ宝探し会が開かれていました。
園近くの森の中に先生が隠した「宝物」をみんなで探すのです。
年に1回だけという特別感が嬉しかったのか、みんなで宝物を見つけた時のワクワク感に心躍ったのかわかりませんが、私は毎年、その行事を楽しみにしていました。
宝物はカギ付きの箱に入っていて、見つけたら先生にカギで開けてくれるようにお願いします。
ただ、宝箱はいくつかあるのですが、先生が持っているカギはひとつだけ。
宝物が入った本物の宝箱はたったひとつなのです。
今日の聖句を読むと、その宝探しを思い出します。
まずは、先生が隠した宝物が欲しいと思い、求めます。
その場所が森の中であると知っているので、その場所に行って探します。
探している時、宝箱のようなものを見つけたら、「きっとこれだ!」と確信し、その箱が開かれるように、先生にお願いします。
そう、「宝物」に近づくにつれて徐々に行動が具体的になっていくのです。
そして行動を起こすたびに、徐々に確信へと変わっていき、「宝物はこれですよね」と開かれるように祈るのです。
現実世界では、願っていたことの扉が開かれることもあれば、閉じたままの場合もありますね。
なかなか開かれず、諦めたくなることもあるかもしれません。
でも、それが神様が与えたいと願っている宝物であれば、必ずその扉は開くのです。
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