うつ病回復の経緯
おはようございます、kikiです。
前回は日本に帰国してからの生活をお届けしました。
今回は絶望感に苛まれた時からどうやって復活していったのかを書きたいと思います。
ひなまつりの日、家族に心配をかけて正気に戻った私は翌日大量服薬した後の身体に異常がないかを調べるために最寄りの内科医院へ駆け込んだ。
医者「今日はどうされましたか。」
私「昨日市販の風邪薬を60錠ほど飲んで汗がすごいでてきて、肝臓などの臓器に異常がないか血液検査で調べていただきたいんです。」
医者「どうして60錠も飲んだんですか。」
私「……うつ病を患っていて辛かったんです。」
医者「血液検査しますけどまずかかりつけの精神科でうつ病の治療をしたほうがいいと思います。」
私「…はい。」
冷静に医者になんで60錠も飲んだんだと聞かれて顔から火が出るほど恥ずかしかった。そして血液検査と点滴を打ってもらって帰宅。
点滴をしているとき、なんて馬鹿なことをしたんだろうと恥ずかしくなった。帰宅途中空を眺めていたら青空が見えて、うつになってからもう長らく空が青いなんて思えなかったな。ずっと灰色にしか見えなかったから。
その日からどうにか自分を立て直さなきゃと思って出かけることが増えた。ただ布団で横になっているだけではこの病気を治すことはできない。
家の近くの山へハイキングしたり、海岸を散歩したり自然の中で一日の予定を決めて行動した。少しずつ気分の落ち込む日が少なくなっていき、4月に入る頃にはかなり元気になってきた。何よりひなまつりの日以来家族にこれ以上心配はかけられないと思ったのが大きい。
4月3日飛行機の予約を取って台湾に戻った。一時帰国から既に3カ月が経っていた。
次回は台湾編②です。
またね。