新刊のお知らせ『ルートヴィヒ2世の食卓−メルヘン王に仕えた宮廷料理人の記憶』【2024年5冊目】
企画のたまご屋さんの商業出版支援サービス「ほんたま」から、2024年に誕生した5冊目の本『ルートヴィヒ2世の食卓−メルヘン王に仕えた宮廷料理人の記憶』を紹介します。
本書は、バイエルン王ルートヴィヒ2世に仕えた料理人、テオドア・ヒナイスが記した回顧録。翻訳担当の森本智子さんは、ドイツ語の原書を手に入れ、ぜひ日本でも出版したいと思い、版権所有者を探し当て許諾を得たそうです。
翻訳書は権利関係が複雑なので、個人で出版にまでこぎつけるのは大変であることは、noteの別の記事でも説明しました。
しかし、現地の文化や言葉に精通している人が情熱を持って取り組めば、道は開けることもあるのだと、あらためて認識しました。
出版社は教育評論社。幅広いジャンルを手掛けていますが、本書以外にもドイツの文化や歴史に関する本がいくつかあり、どうやら得意分野のようです。
翻訳書は難しいジャンルではありますが、それでも挑戦したいという情熱を持つ方は、ぜひ「ほんたま」に出版企画を応募してください。応募前に翻訳権を獲得しておくと、出版の話が進みやすくなりますよ。
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