教育というものはアプローチの仕方が沢山あると学びました
KIKAI Collegeでは喜界島サンゴ礁科学研究所でのインターンシッププログラムを提供しています。今回は知念三奈さんのインターン体験記を紹介します!
●氏名:知念三奈
●年齢:19歳(インターン当時)
●出身:沖縄県
●インターン期間:8/14-9/12(一ヶ月)
●所属:長崎大学多文化社会学部
●普段学校でやっていること:言語学や人類学など多岐にわたる分野の勉強をしています
●所属サークル:なし。アルバイトを頑張っています!
Q.数あるインターン先から喜界島サンゴ礁科学研究所を選んだきっかけと経緯を聞かせてください。
研究所の存在を知ったのは、学部の先輩からでした。しかし、インターンの参加を決意したのは、研究所の理念である「100年後に残す」にすごく惹かれたためです。
Q.研究所のインターンではどのような業務を担当しましたか?
研究所のインターンでは、採水と水処理、サンゴの掘削そして、サイエンスキャンプのメンター補助やサンゴ留学のサポートを行いました。
まず、採水と水処理、サンゴの掘削は人生で一度も体験したことがなく、何を分析するのかそしてやり方さえも分からない状態からのスタートでした。始めは難しい部分もあったのですが、研究所らしい体験ができました。
そして、研究だけでなく次世代への教育活動にも携わりました。高校生の研究のサポート役としてサイエンスキャンプの1週間と週2で行われるサンゴ留学の手伝いをしました。高校生の視点から学び得ることが沢山あり、非常に新鮮な業務でした。
Q.印象に残っている業務内容を教えてください。
サイエンスキャンプでアドバンスドコースのメンター補助として参加をしたこと
Q.インターンシップを通して、どんな気付きがありましたか?
このインターンシップを通して、改めて私は、教育を通して子ども達と関わっていくことが好き、人と関わることが好きだということに気づきました。
まず、サイエンスキャンプでは、地元の高校生と時間を共にしました。島外からきた身であるのに関わらず、快く受け入れ且つあだ名までつけてもらい非常に嬉しかったです。私は、サンゴについての知識はゼロだったのですが、それでも高校生は私を必要としてくれ、教育というものはアプローチの仕方が沢山あると学びました。
次に、研究所の方々そして、研究所を通して地域の方々とも交流する機会を持つことができました。私にとって、皆さんとの交流をしていく時間が一番充実した時間でした。そして、喜界島のリアルに触れていくことで、さらに喜界島のことが好きになりました。
Q.喜界島での休日は何をしましたか?
休日は、SUPやシュノーケリング、自転車で島観光などなるべく外出していました。毎日外出しても時間が足りないぐらい、喜界島は魅力的な場所が数え切れないぐらいありました。そして、夜は音楽ライブを鑑賞など一日が充実した休日を毎回過ごしていました。
Q.喜界島で印象に残ったことは?
盆祭りです。ちょうど夏休み期間に喜界島に訪れたので、各集落で盆祭りが開催されていたのですが、老若男女問わずみんなで八月踊りをするのがとても楽しかったです。また、お楽しみの一つである「くじ引き大会」の景品(往復航空券、エアコンなど)は豪華すぎて驚きました。
研究所のインターンに興味を持っている学生や社会人の皆さんにひとことお願いします。
専攻している学問に関わらず、少しでも気になっているなら挑戦してみてください!喜界島での暮らしは、特別な経験になります!
喜界島サンゴ礁科学研究所では、インターンシップ生を募集しています!
大学生、大学院生、社会人の皆さんも、ぜひ一緒にサンゴ研の活動に加わってみませんか?
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