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分類AIの進化史⑧VGG-16

前回は、ILSVRC-2014の画像分類部門で優勝したGoogLeNetを紹介しました。今回は、同じコンペで優勝こそしなかったものの良い成績を残したVGG-16を紹介します。

ちなみに、VGGの名前は、オックスフォード大学工学部の Visual Geometry Group という研究グループの名前が由来です。16層の畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network、CNN)なので、VGG-16 の名前になっています。

なお、その論文では11層から19層までの異なるネットワークの設定が説明されています。しかし、VGG-19よりも層の数が少ないVGG-16が、最も有名なモデルです。それは一体何故でしょうか。

また、優勝した GoogLeNet よりも転移学習における特徴量抽出器として使われることが多かったのは何故でしょうか。

これらの疑問に答えながらVGG-16の構造を解説します。

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