初志萌芽坂
このnoteは阿部広太郎さん主催、『企画でメシを食っていく』内のチームの課題で生まれた企画です。
その名も『企画でメトロをつくっていく』
企画生から思い出の地に駅名をつけ、その地にちなんだ物語を集めました。
そして、思い出のしおりをnoteに公開しています。
※企画メシについてはこちら
【場所】実家の近くにあったカジュアルビストロのお店(今はもうないです)
【路線】分岐線
【番号】61
実家の近くにあったレストランさんです。
家族ぐるみで仲良くさせていただいていました。
そこのお店の店長さんがソムリエの資格を持たれていて、
いつもお店に伺うたびにおいしい料理とワインをペアリングで
提供してくれていました。
私が大学生になってからオープンしたこともあり、お酒に興味を
持ち始めた時期とかぶってお店に通うようになります。
店長が話してくれるワインの特徴や、どんな思いをもってそのワインを
提供してくださっているのかという話を聞くのがとても楽しくて、
いつの間にかワインというものに興味を持っていました。
みんなでテーブルを囲んで楽しくご飯を食べる時間や、お店の雰囲気を
自分も作れるようになりたいというあこがれもあったのかもしれません。
今ではワインのインポーターに勤務し、人にワインを案内する側の
人間として生活しています。
コロナの影響もあり、今ではそのお店は閉店してしまいました。
今では別のテナントがそのスペースには入っています。
それでも、お店の前を通るたびに、楽しかった記憶や自分がワインに
興味を持ったきっかけを思い出させてくれる大事な場所です。
この場所が、私の今の生活に大きく影響を与える分岐点です。
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