長野県のe-Sports施設でバーチャロン最新作の大会をやったメモ
はじめに
2024/11/30に長野県のe-Sports施設でゲームのオフ会兼大会をやりました。
その時の色々なメモを残そうと思います。
思い出しながら書いているので、細かな時系列間違ってたり、詳細違うところがあるかもしれません。
会場とイベントの概要など
会場について
長野県北安曇郡の白馬村にあるe-Sports施設、白馬バーチャロフセンター(以下、H.V.O.C.)にて開催しました。
https://www.hvocenter.com/
会場には、ホール・カフェがありゲーム配信やコンテンツを楽しむための設備があります。本物の高速インターネット回線完備です。
また、電脳戦機バーチャロンのアーケード筐体が沢山あります。
塗装ブースなど、模型を作るための設備も完備されているらしいです。
H.V.O.C.は以下のような設備です:VR動画
旅館木塵に併設された設備なので、宿泊しつつ利用することが出来ます。
旅館木塵の雰囲気:VR動画
イベントを開催してみたい人は柏原さん(twitter: @backyennew)にご相談ください。
バーチャロンやゲームに限らず、各種のイベント開催が可能かと思います。
イベントの概要
とある魔術の電脳戦機(以下、禁書vo)の大会兼オフ会をH.V.O.C.でやりました。
当日のイベントは配信は以下です
11/30(土) H.V.O.C.貸し切り
・禁書vo/バーチャロン対戦会 in H.V.O.C.
・メイン大会予選 in H.V.O.C.
・間に合わない&復活枠大会
・大会決勝
・打ち上げ
12/1(日) H.V.O.C.片付け
・少し映画鑑賞
・記念写真
・蕎麦屋、ジェラート屋、お土産調達、解散
日曜日は何かしらやってみる予定でしたが、午前中にほぼ片付けをしていたら時間がなくて、そのまま撤収した感じです。
イベントの詳細(予定)は以下です
開催決定までの流れ
検討前の時期
2023年12月頃:
禁書vo大会の2023年シーズン版の開催が完了して、次年度どう開催するか考え始める。
2022年版は月に1回開催のランキングバトル形式、2023年版は春夏秋冬のシーズン開催で、年末は予選トーナメントと決勝トーナメントの二部構成。
2022年から忙しさ見合いで開催回数を減らした背景があったものの、
年4回開催にすると、逆にとても忙しい時期にぶつかり易く感じたため、
年2回開催にするつもりでふわっと検討していた。
2024年2月頃:
あおるかさんにお声がけ頂き、H.V.O.C.のオープンに向けたプレイベントに配信担当として、召集される。
電脳戦機バーチャロンOMG、電脳戦機バーチャロンオラトリオタングラム、電脳戦機バーチャロンフォース、日本酒利き酒イベントの配信のための機材構築お手伝いと配信を担当して、大体どんなことが出来そうか把握する。
当時のイベント(OMG大会抜粋):
検討が始まったきっかけ
2024年5月末頃:
H.V.O.C.の正式オープンが6月に決まる。
配信用PCとか配信マニュアルとか完備されてなかったと思い返し、正式オープンの直前に、H.V.O.C.に配信用PCなどを寄贈しに立ち寄る。
H.V.O.C.の館長の柏原さんと、禁書voのイベントについて少し話す。
もし開催するとしたら、いつくらいの時期が空いているかなども議論する。
やってみようかなという気分になる。
開催が決まった瞬間
2024年7月:
禁書vo大会の配信を行っていて、12月の大会はH.V.O.C.から配信しようと思い立ち、大会の〆の挨拶のあたりで言ってみました。
このときは
『自分がH.V.O.C.の片隅を間借りしつつ、大会配信して、
現地参加者は少数居たら良いな』
くらいのイメージでした。
内容が固まってきた
2024年7月:
・青髯さんのバーチャロン対戦会にて、スイさんからH.V.O.C.の貸し切り券を受領して、施設貸し切りでやりましょうという話になる。
2024年8月:
・柏原さんに施設貸し切りの日程の相談をして、11/30(土)に決定する。
・twiplaにイベントを建てて、内容を決め始める。
開催に向けての具体的な準備
2024年9月頃:
・twiplaでイベント作成(現地参加者の人数管理)
・tonamelで大会作成(オンライン参加、オフライン参加管理)
・youtubeで配信枠作成
・twitter/discordにて開催を告知。
・現地参加が伸びない可能性を考慮して、てこ入れの検討
てこ入れ①:
・都内からレンタカーで送ります(予算:3万円程度)
・ソフトクリームチケット・ドリンク配布(予算:1万円程度)
2024年10月頃:
・twipla、tonamelのイベント内容更新、
・twitterにて開催を定期告知。
・柏原さんに宿泊申込数の共有。宿を貸し切ると判断。
(直前の宿泊申し込みへの対応と、二次会対応の柔軟性がポイント)
てこ入れ②:
・豪華なトロフィーの準備(予算:1万5千円程度)
2024年11月前半:
・twipla、tonamelのイベント内容更新。
・現地参加者の宿泊の調整
・特急券、レンタカー予約(予算:3万円程度)
・自身の宿泊予約(予算:2万5千円程度)
・機材構成の詳細検討
ちょっと妥協:
・11月中だと、レンタカーにて都内からスタッドレスタイヤ車の確保が困難だとわかり、松本出発に変更。
※レンタカーでの送迎希望者は居なかったため、融通が利いた。
2024年11月後半:
・twipla、tonamelのイベント内容更新。
・現地参加者の宿泊の調整
・大会協賛の対応
・モバイルディスプレイの調達(予算:2万円程度)
・機材鞄の調達(予算:1万5千円程度)
てこ入れ③:
・オンラインVC用discordの用意
・VC用スピーカーマイク機材の用意(予算:1万円程度)
・臨場感配信用の360カメラの用意(予算:9万円程度)
・クイズ景品用、宿泊割引券(予算:6千円程度)
現地参加者が全然居ない場合でも、ある程度H.V.O.C.の様子が楽しめるように調整。
開催期間中の流れ
2024年11月29日:
・特急にて松本まで移動、松本からレンタカーにて白馬まで移動。
・松本にて名札の調達
18時30分頃:木塵チェックイン、夕食
~2時頃:柏原さん、ニッキーさんと飲み会配信
2024年11月30日:
9時半頃:
H.V.O.C.内の準備開始、参加者来訪準備、PS設置、ネットワーク設定など。
12時半頃:準備一通り完了したと思い込み、昼食に出発。
14時頃:フリー対戦の配信開始。ネットワークのトラブルが発覚し対処。
(持参したネットワークケーブルのうちの数本が故障していた)
17時頃:大会予選開始
18時半頃:大会予選完了、木塵夕飯、木塵風呂
20時頃:大会敗者復活予選開始
21時頃:スポンサー様CM、大会決勝開始
22時頃:H.V.O.C.撤収
~2時頃:現地参加者飲み会配信
開催してみての雑感
楽しかった(小並感)
禁書vo勢との宿泊を伴うイベント開催は、これまでになく新鮮な経験でした。ゲーム以外の部分でも、ちょっとした雑談とか、ぶらぶらしたりとか、楽しかったです。
きじとらはイベント管理に手一杯で、ゆっくりお話出来なかった感は否めないですが。。。
おいしかった(小並感)
・木塵さんの朝食、夕食
・H.V.O.C.のカフェスイーツ
・道中の長野県内の蕎麦
・ジェラート
・スポンサー様提供のミカンジュース
・前日夜に、ニッキーさんに頂いたお菓子
・参加者の皆様にご持参いただいたお土産
どれもとても美味しかったです。
管理すべきことがちょっと増える
オンライン大会の開催、オフライン対戦会のお手伝いと比較した場合。
延長線上ではあるものの、
・現地参加者宿泊の管理
・宿との調整
・機材の構成の検討
・自身の機材の荷造り
・自身の交通関連の手配
など色々とやることが増えるので、慣れてない人は複数人でイベント運営した方が良さそうだと思いました。
オン参加枠は意外と伸びない
今回、現地参加が出来ない人向けに、オンライン参加枠も設けました。
ただし、開催施設の利用可能時間を活かそうとすると、なるべく早めの時間に大会を開催すべきとなり、一般予選の開始時間を17時としました。
その結果、土曜日仕事の人が一般予選から参加するのは、厳しい形となってしまいました。
現地参加期待値と増やすための施策
今回は直前まで現地参加者がなかなか増えなくて、ドキドキしましたが。
現地参加可能な人数の期待値を考えてみると、
となります。
雑な計算として
①オフイベントに抵抗がない率=約50%
②その日程が空いてる率=約50%
③現地参加可能な予算が計上されてる率=約50%
とすると、現役プレイヤー人口の12.5%ほどが現地参加可能な人数の期待値となります。
現役プレイヤー人口は最大30人ほどだと思うので、今回のように日程を先に決めたうえで、多くの参加者が集まるのはわりと難しいと思われます。
①、②、③のうち調整しやすい変数は何かと考えると、②と③です。
イベント参加者を募ったうえで、一定数集まったら日程を決めて、開催するのが良いかと思います。
プレマ配信を開催したかった…
定期的にプレイヤーマッチ配信を開催することで、プレイヤーマッチに参加するノリで、現地に行ってみようかなと思う人が出てくれる(一つ上の項目の①を調整することが出来る)かと思っていたのですが、忙しすぎて無理でした。
10月、11月の休日と平日の夜の時間は、ほぼ全ての時間を雑誌や学会の原稿に当てていました。定期配信のソウルシリーズ配信だけは、なんとか維持していたという感じです。
11月と12月の狭間の時期開催はちょっと注意
11月の後半から末にかけては、白馬は冬の気候になりかけているものの、
東京ではスタッドレスタイヤのレンタカーの調達が難しい。
レンタカーを前提とした大荷物を持ち込むイベントを開催する際には、11月半ばから後半は避けた方が良さそうです。
※12月になってしまえば、東京でも日産レンタカーなどで借りられるようです。
長野や松本であれば、タイムズカーシェアリングなどでもスタッドレスの車が借りられます。
機材の持参は郵送を活用したい
今回、PS5、PS4 x 4台を手分けして持参しました。
当たり前ですが、PS5はでかくて重くて、運搬が厳しいです。
キャリーバッグにも極めて入れにくいです。
今回は機材一式で
キャリーバッグ:25kg
リュック:15kg
くらいになり、公共交通機関での移動がわりと大変でした。
きじとらが持参した機材:
・PS5 x 1台
・PS4薄型 x 1台
・モバイルディスプレイ x 3台
・スイッチングハブ x 2台
・LANケーブル x 10本くらい
・HDMI統合機 x 1台
・HDMI分配器 x 5台
・HDMIケーブル x 20本くらい
・電源タップ 12口 x 1台
・電源タップ 3口 x 1台
・配信用PC(予備) x 1台
・Nintendo switch(クイズ用) x 1 台
・各種USBケーブル x 沢山
・360度カメラ x 1台
・スピーカーマイク x 1台
簡単に言うと欲張りすぎでした。
次回は郵送を活用して手ぶらを目指したいです。
まとめ
開催前は色々と不安なところもありましたが、結果として良い感じのイベントを開催出来たかと思います。
開催にご協力頂いた皆様、ご参加頂いた皆様、暖かく眺めて頂いた皆様、ありがとうございました。
とりとめのない雑記が長くなりましたが、最後まで読んで頂いた方がいましたら、ありがとうございます。
長野県はとても良いところです。ぶらぶらしているだけでも気持ち良く、楽しい旅行の思い出も残りますので、オススメです。