【読書体験】苦しかったときの話をしようか
こんちは!
「きじむな」です。
靴下はユニクロと決めています。
さて、
読書体験とは?
読むだけではなく「読みながら思考を整理し、読後に自分の言葉でアウトプットすることで気持ちや行動に変化を起こすこと」と定義します。
①読む目的設定 → ②読む → ③読後の思考整理 → ④端的まとめ(20文字前後で)の順番で進めます。ここまでやってはじめて「読書体験」であり、気持ちや行動に変化を起こします。
今回の本「苦しかったときの話をしようか」
苦しかったときの話をしようか
ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」
著者:森岡 毅
自分のキャリアや働き方の"あり方"を探しているという"あなた"へ「具体的に何をすれば良いのか」を知ることができる本です。
ひと言でまとめると
「自分軸を持ち、強みを磨き続けることで、パースペクティブを拡げよう」という本
感想
読んでいて「キャリア戦略の在り方と経営戦略の在り方の共通点」をすごく感じながら読んだ。キャリア戦略は目的があって初めて機能するものだという風に理解したが、これは経営戦略や事業戦略にとっても全くそうだと思う。目的や目標のない戦略に全く意味はないのだ。
私は常日頃から「現状」と「ありたい姿」の「ギャップ」が「問題や課題」であるとシンプルに考えるようにしている。
それに当てはめると「現状(自分軸)」と「キャリアの目的(目標)」の「ギャップ」が「今の課題」であり、そこにとことん挑戦と努力をすることが大事であると考えた。
さらには、その努力は「徹底的に自分の強みを磨くことにあてる」ことなんだろう。
娘のためにも、この本は繰り返し読むことになりそうだ。
もし"あなた"が自分自身のキャリアの在り方にもがいていたり、子供の将来を考える親であるのなら、一読の価値ありと思います。
読後の思考整理
・キャリアの目的を達成させるには、己の"特徴"を知り、特徴を"強み”として発揮できる"文脈"を見つけ、強みを徹底的に伸ばすこと。
・やりたいことが見つからないのは、自分にとって何がより大事なのか、自分はどうなりたいのかという自分の中の「軸」が無いから。
・今の価値観で自分自身の「軸」を決めるしかないが、さまざまな経験やライフステージとともに価値観は変化していく。その時点で軸やキャリアをアップデートすれば良い。
・キャリアにとって重視すべき「軸」が明確であればあるほど、どの業界に行くのか、どの職能を身に付けたいのかが定まってくる。
・成功は必ず人の強みによって生み出される。人生における時間の使い方として、その強みを必死に磨くことが最も大事なこと。
・強みを磨いて磨きまくって、自分の目的に近づいていかなければならない。
・社会にでれば競争はあるが、競争している本当の相手は他人ではなく自己保存の本能(楽で、安心安全な方向へ行きたがる心理)である。
・会社と結婚するな、職能と結婚せよ!個人にとって会社は職能を身に付けるための手段である。
・スキル(職能)こそが相対的に最も継続可能な個人の財産である。
・職能も永遠ではないが、それでも時代に合わせたアップデートを怠らなければ、最も永続性高く頼りになる武器となる。
・プロとして十分なスキル(職能)を獲得すれば主導権をもつことができる。自分のスキルを伸ばす舞台として、自分から会社を選べるようになる。
どの業界だろうが、どの仕事だろうが、その世界で成功することが重要。
・早く一角のプロになり「私はどこに勤めている」と言うより「私は○○ができます」と言える人になること。
・どんな会社に入っても、自分の弱みは多少は露見するし失敗もするし、ライバルもいれば嫌な人間も必ずいる。そんな中で、負けても転んでも起き上がって、へこたれずに、ひたすら自分の宝物を磨き続けられるか!?その覚悟こそが問われている。
・自分でコントロールできる変数である「努力のフォーカス」は3つしかない。
①己の特徴の理解
②それを磨く努力と
③環境の選択
3つの努力により経験値をアップしパースペクティブ(本人が認識できる世界)を拡げていくこと。
・目的がない戦略は意味がない。(目的がないと戦略を立てても意味がない)
・キャリア戦略は文字通り「戦略」だから、キャリアにおける「目的」があって初めてキャリア戦略は機能する。
・世の中の人の強みは、多くく分けると3つ
①Tの人「Thinking」
②Cの人「Communication」
③Lの人「Leadership」
・強みを生かし中身で勝負という意味でも、自分自身をマーケティングして「My Brand」としてしっかりと設計、定義しておく。
・My Brand(ブランド設計図)は近未来のなりたい自分をデザインすることが正しい。
・最も大切なのは、目的の方向に向かって絶えず努力し成長し続けること。
・キャリア形成とは自分をマーケティングする旅。
・挑戦することを恐れない!
・挑戦しなければ成長も成功も失敗もない。
・失敗しない人生そのものが最悪の大失敗(まったく挑戦してこなかったということだ)
・挑戦する限り、君はきっと何者かになれる。
・人生とは、まだ知らない面白いことを求めて、自分の世界を広げていく旅だ。
・自分軸をもって、目標、目的に向かって、強みを磨き続ける努力をしパースペクティブ(本人が認識できる世界)を拡げ続けること。
・かつ、資本主義の本質を理解し、やりたいことにはどんどん挑戦すべき。
・本気で挑戦し続ければ、パースペクティブ(本人が認識できる世界)は拡がり続ける。
もし"あなた"が自分自身のキャリアの在り方にもがいていたり、子供の将来を考える親であるのなら、一読の価値ありと思います。
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