省エネ家電に買い換えよう
■節電意識を持て
2022年9月、私は自宅の照明を全てLED照明に変えています(前回の記事)
また、冷蔵庫と扇風機も同じ月に買い換えています。
そして、あまり使っていない家電のコンセントを全て抜きました。
使用するときだけ、コンセントに差せばいいからです。
下記の画像2枚を見てほしいのですが、その効果は大きくて、月額で2000円弱、電気代が安くなっています。
使用量も142kwhから83kwhに減っていますよね。
ちなみに、私は一切、エアコンを使わないので、9月と10月で電気使用条件に違いはありません。
とてつもない節電効果が出ています。
余談ですが、ガス代も安くしたいな、と思い、10月に圧力鍋を買っています。
圧力鍋で調理すると、あっという間に食材に火が入るので、ガスをつけている時間を短くできるからです。
あと、シャワーのお湯の温度を42度から37度に下げています。
真冬でない限り、その時期だったら37度のお湯でも充分に温かく感じます。
■扇風機の買い換え
私の家には10年くらい前に3000円ほどで購入した扇風機があり、故障もなく快調に動いていました。
10年後も20年後も、無故障で動いてくれそうなほど頑丈に見えます。
しかし、電力を39キロワット消費します。
特段、消費電力が高い扇風機とはいえないのですが、ネットで省エネ型の扇風機を調べてみたら、16キロワットの商品を見つけました。
今まで使っていた扇風機に比べて半分以下の電力で済みます。
値段は5373円です(私が購入した時点)
この値段であればお得だと思い、さっそくAmazonでポチりました。
そして、我が家に配送されてきたのですが、性能は以前使っていた扇風機と全く同じです。
いや、最新型なので、使い勝手はこちらの方が心地よいくらいです。
それなのに電力は39キロワットの半分以下である16キロワットで済みます。
1キロワットの電気代を27円と仮定し、扇風機の使用量をそこに加味すると、5年ほどこの省エネ扇風機を使えば、もとを取れる計算となります(ざっくり計算ですが)
今、使っている家電が故障していなくても、10年前の家電はエコ性能が低いです。
買い換えてしまった方が電気代が安くなります。
物を大切にしたい、という気持ちは分かりますが、長い目で見たときには地球環境に優しくないこともあります。
自宅にある家電を総点検して、古い家電はどんどん買い換えた方がいいです。
ちなみに、10年くらい前に買った扇風機なのですが、自分で解体して捨てました。
プラスチック部分は普通ごみ、金属部分は金属ごみの日に出しました。
扇風機をそのまま廃棄しようとすると粗大ごみの扱いになり、家電リサイクル券が必要となります。
その家電リサイクル券のシールを扇風機に貼りつけて自宅前に出し、業者に引き取ってもらうわけです。
言うまでもなく、家電リサイクル券は有料です。
「粗大ごみは基本、粗大ごみ以下の大きさに自力で分解して捨てるとお金を取られない」
という知識は、節約の基本術ですので、ぜひとも、覚えておいてほしいと思います。
もしくは、故障していない家電なら、無料で誰かに譲ってしまう方法もあります。
後述しますが、ジモティーというウェブサイトがあるので、そこを利用してください。
■冷蔵庫の買い換え
わが家には1996年製の古い冷蔵庫があり、25年くらい使っていました。
独身用の45リットルの小型冷蔵庫なのですが、全くの無故障で今まで私の生活を支えてくれました。
しかし、その消費電力が高くて年間264キロワットも消費します。
1キロワットの電気料金を27円で計算すると、年間の電気代は7128円となります。
他方、私が見つけた、最新型の省エネ冷蔵庫(46リットル)は年間111キロワットで済みます。
年間の電気代は2997円です。
同じ冷蔵庫だというのに、その電気代は4000円以上も差がついています。
ちなみに、この新式の冷蔵庫は送料込で9999円で買えました(私が購入した時点)
つまり、9999円を支払っても、2年以上たってしまえば、その代金のもとは取れます。
そして、電気代もずっと安く済みます。
ちなみに、この冷蔵庫、内部右上に冷凍室があって、一応、氷が作れます。
しかし、私はここで氷を作りません。
設定温度も一番低い「1」に設定します。
設定温度が「1」だと氷は作れません。
実は私は、小さな冷蔵庫とは別に、小さな冷凍庫を2015年に買っています(送料込15400円)
この冷凍庫を使用するのは夏だけです。
夏はかき氷を食べたり、アイスノン(冷却枕)を冷やしたりするので、その際に稼働させます。
夏以外の季節はコンセントを抜いておき、食材などの物置になっています。
自分の生活を突き詰めて考えると分かるのですが、意外に氷は使いません。
冷凍食品も私はそれほど口にしないので冷凍庫に入れておくこともありません。
つまり、冷凍庫、もしくは冷蔵庫の冷凍機能は、単に電気代の無駄に思えてなりません。
そこで知恵を絞って、冷蔵庫と冷凍庫をそれぞれ別個に買って、冷凍庫を夏だけ稼働させる、という方法に行き着きました。
これだと、無駄に冷凍のために電力を消費することがないので、電気代を安く上げられます。
かなりの裏技ですので、ぜひとも、取り入れてほしいな、と思います。
ちなみに、1996年製の古い冷蔵庫ですが、普通に処分すると7000円くらいかかります。
家電リサイクル券を購入して添付し、業者に引き取ってもらう必要があります。
前述した扇風機みたいに自分で解体するには、冷蔵庫は手ごわいです。
どう考えても無理です。
そこで、知恵を絞って、ジモティーというウェブサイトの「売ります・あげます」コーナーに1996年製の冷蔵庫を0円で出品しました。
私の家にこの冷蔵庫を取りに来てくれたら無償で譲ります、などと、説明文を記しました。
そうしたら、0円なものですから、すぐに何件も問い合わせがきました。
ジモティーという名称から察せられるとおり、このウェブサイトは地元民同士の交流を後押しするウェブサービスです。
私は埼玉県川口市に住んでいますが、この同じ川口市民に向けて、
「いらなくなった冷蔵庫があるけど、欲しい人はいる? 家に取りに来てくれたら0円でいいよ」
などと、告知するわけです。
問い合わせてきた人が複数名いたので、誰にしようか迷いましたが、結局、この古い冷蔵庫は、一番早く問い合わせをしてきた中国人に譲りました(一番に接触してきた人に筋を通そう、と判断しました)
彼は自家用車で私の家まで来て、冷蔵庫を持っていきました。
中国人の立場からすると、近所にある私の家に冷蔵庫を取りに行けばいいだけなので送料を負担する必要がありません。
また、出品者側である私も、譲りたい品を梱包&発送する手間が省けるのでお得です。
そして、前述したとおり、この古い冷蔵庫を誰かに譲らずに廃棄する、となれば、7000円ほどの廃棄料を負担する必要もあったのですから私は大助かりです。
私は無料で冷蔵庫を手放せて、中国人は無料で冷蔵庫を手に入れたわけです。
まさにWin-Winです。
ちなみに、つけ加えるとしたら、家電は基本、故障する前に買い換えよ、とも言えます。
故障してしまうと、さすがに0円出品でも欲しい人はいません。
この冷蔵庫が故障していたら、7000円の廃棄料が確実に発生します。
つまり、家電は故障する前に買い換えて誰かに0円でプレゼントすればよい、ということです。
これも、死ぬまで続く節約生活の基本術ですので、ぜひとも、参考にしてもらえたらいいな、と思います。