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照明器具を全てLEDにしよう

■電気代を安く上げよう

節約生活の肝は固定費の削減にあります。

毎月の支出は必ず発生するものなので、その費用の軽減に努めましょう。

固定費の中で、特に電気代は高いので要注意です。

使っていない家電のコンセントを抜いたり、節電性能の高い家電に買い換えたり、といくつかの対策がありますが、今回は家の照明器具を全てLEDにする方法について述べます。

■長年、LEDにするのを怠けていた……

LEDの照明器具は初期費用が高いので、ついつい、それにたじろいでしまいます。

また、どれを買っていいのか、よく分からなかった、という面もあります。

この2つの理由で、私は長年、家の電球や蛍光灯をLEDにするのを怠けていました。

そのせいで、長年、高い電気代や、電球や蛍光灯の交換費用を負担していたわけです。

LEDだったら、電気代も劇的に安くなるし、長寿命なので、長い目で見れば確実にお得なんですけどね(LED照明の消費電力は、蛍光灯の1/3、白熱電球の1/8で済みます)

私の人生訓なのですが、

「面倒だな、と思ったことは、すぐにやった方がいい」

というのがあります。

面倒なことが大体、人生で大切なことが多いです。

■わが家の照明器具の数

私の家の照明器具の配置を説明しましょう。

【電球】
玄関×1、洗面所×3、お風呂場×1、便所×1、階段×1

【蛍光灯】
居間×1、台所×2、書斎×1、部屋(7畳)×1

これを全てLED電球とLED蛍光灯に変えました。

■LED電球への変え方

まずは電球から説明します。

今、あなたの家にある電球を取り外して、ねじ切り加工されている、おしりの部分に注目してください。

電球のおしりには大きさがあって、それを口金(くちがね)と言います。

この口金の大きさがあっていないと、電球を取りつけられません。

私の家の電球は口金直径が全て26ミリだったので、口金が26ミリのものを買いました。

次はワット数です。

このワット数の大きさによって明るさが異なります。

100ワット相当の明るさが適当だと思いますので、それを買ってください。

間違ってワット数の低いものを買ってしまうと、全く明るくありません。

こちらの気分がどんよりするほど、光量が足りません。

ちなみに、私が買ったLED電球は以下の商品です。

口金が26ミリ、100ワット相当の明るさ、光の色は昼光色です。

「この昼光色って何?」と思った方もいると思います。

LED電球には光の色の種類があって、昼光色、電球色、昼白色の3種類あります。

「アイリスオーヤマ LED電球 LDA12D-G-10T6」の商品説明より引用

これも迷いどころなのですが、昼光色でいいと思います。

私は読書したり、集中してゲームをしたりすることが多いので、それを選びました。

さて、まとめますと、電球のチェックポイントは3つあります。

「口金」「ワット数」「光の色」です。

この3点をしっかり確認しないで買ってしまうと失敗しますので注意してください。

たかが電球1つとはいえ、3つもチェックポイントがあるので、私は当初、これがよく分からなくて、おっくうに感じました。

LED電球に変えるのを怠ける要因になりました。

みなさんもきっと、そんな感じだろう、と想像がつくので、面倒に思ったら、単に私が買ったものに合わせれば問題ないと思います。

そのためのnote記事でもあります。

■LEDシーリングライトへの変え方

次は蛍光灯の変え方です。

あなたが今、使っている照明器具の蛍光灯を取り外して、そこにLED蛍光灯を取りつければ問題ないと思われるでしょう。

私もはじめ、そう思っていました。

実際、LED電球はそうやって交換しています(白熱電球を取り外して、その代わりにLED電球を取りつける)

しかし、既存の蛍光灯の照明器具をそのまま残して使い続けるより、器具そのものを変えてしまった方がいいそうです。

普通の蛍光灯とLED蛍光灯は仕組みが異なるので、それを無理やり、取りつける感じになるからです。

電気工事士の見解なども確認すると、火災などの恐れがあって、あまりよくないとのことです。

また、そのお値段を確認してみると、LED蛍光灯のみを購入するのと、LED蛍光灯を含む照明器具一式を購入する場合では、出費の違いはほぼありません。

それだったら、照明器具一式を取り替えてしまった方がいいですよね。

そこで、調べてみると、LEDシーリングライトというのがあり、今はこれが一般的なようです。

リモコンつきで、これで照明のオン・オフができます。

私が今まで使っていたような、古いタイプの照明器具(照明器具から垂れているヒモを引っ張ると点灯する)より、今風で合理的です。

ちなみに、私は以下の商品を購入しました。

居間、台所、書斎、7畳の部屋の全てをこのシーリングライトにしました。

前述したとおり、今まではヒモが垂れている古いタイプの照明器具を使っていたので、心理的にこの垂れているヒモが目障りでした。

いや、照明器具そのものが天井からブラ下がっているので、その分、頭上の空間を圧迫していました。

しかし、シーリングライトに変えたら、天井に張りついているだけなので、全く目障りではありません。

そして、リモコンがついているのも、うれしいです。

各室の柱(出入口付近)にこのリモコン置きを取りつけました。

入退室する際、この場所から照明のスイッチをオン・オフしたり、またはリモコンを手にとって室内の任意の場所から、照明のスイッチをオン・オフしたりします。

照明器具から垂れているヒモでもってスイッチのオン・オフをするよりも使い勝手がいいです。

余談ですが、私の家の台所の1箇所は、このシーリングライトに変えられませんでした。

横長の蛍光灯が取りつけられているからです。

上述した理屈に従えば、ここも器具を取り外してLEDの照明器具一式に変えるべきでしょう。

しかし、私が調べた限り、シーリングライトのようなお手軽な商品が見当たらなかったので、ここは普通の蛍光灯を取り外して、LED蛍光灯に差し替えるだけにしました。

調べてみたら、わが家の台所の蛍光灯は、グロースタータ形(FL、FCLの型番から始まる蛍光灯。点灯管〈グローランプ〉により蛍光灯が点灯する)という形式のものだと分かりました。

大きさは20形です。

このグロースタータ形の蛍光灯であれば、電気工事士による工事が不要で、LED蛍光灯に差し替えるだけでオッケーだそうです。

そこで、私は以下の商品を購入し、差し替えました。

20形相当、20ワット相当の明るさ、光の色は昼光色です。

ちなみに、注意点としては、普通の蛍光灯には点灯管(グローランプ)というのがついています。

文字どおり、この働きにより蛍光灯が点灯するわけです。

しかし、これをLED蛍光灯に変えると点灯管は不要になります。

この点灯管を取り外してダミースターターに差し替えます。

先に紹介した商品では、このダミースターターが付属しているので、蛍光灯と一緒に取り替えてしまいましょう。

点灯管がついたままだと点灯しなかったり火災になったりする恐れがあるそうなので、必ず交換する必要があります。

ちなみに、100ワット相当ではなく20ワット相当のLED蛍光灯を私は買っています。

これは居間と違って、頭上のすぐ上に蛍光灯があるので、あまり光量があるとまぶしいかな、と思ったからです。

完全にお好みの範疇ですので、お好きなワット数のLED蛍光灯を選んでください。

■最後に……

以上のように、家の電球や蛍光灯をLED照明に変えるのは、結構、面倒です。

調べることがたくさんあります。

今回の記事はその一助になればいいな、と思って執筆しています。

しかし、語り切れていない点、省略している点がありますので、私が書いたこの記事だけでなく、ネットを検索して各種の記事や動画を必ずチェックしてください。

LED照明への交換は、ちょっとした一仕事にはなりますが、これさえやっておけば、電気代を節約できます。

重い腰を上げて、ぜひとも、取り組みましょう。

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