軽度の聴覚情報処理障害のちょっと前向きな実験日記


地下鉄のホーム。ガヤガヤした飲み会の席。zoomで聞こえてくる声…

周りの人の声や電車が走る音、
〇〇に気をつけてくださいというアナウンス、
人の笑い声などにかき消されて聞こえない言葉たち。

会話したいあなたの声が雑音と混ざり合う。

周りの雑音によって、
ぼんやりジリジリとした黒い雲のような声や、
キーキーなるような薄くて高い声は、
誰が喋っているのかを認識するので精一杯。

そんなぼくが手に入れた秘密道具。
Loop という耳栓。
他にもライブ用とか、寝る時用とかあるけれど、ぼくは会話用にした。


会話用耳栓 Loop Engage

公式サイト

感動した。
イヤホンが好きだったぼくが、好んで耳栓をしている。

不思議だ。

音ってこんなにすっきりするんだって思ったし、
周りの雑音に気が散らずに心に余白を持ちながら耳を澄ませることができるんだと。

音がすーっと透き通って軽い。

安心して寝てしまいそうだ。

電子機器ではないから充電がいらないのも嬉しい。


小さいから無くさないかだけが心配だが、
メガネの次くらい大切なものになるかもしれない。


APD(聴覚情報処理障害)の人は試してみる価値あるかも。

でも、音が敏感な人は、イヤーマフの方がいいのかも。
イヤーマフは全体的に音が小さくなる感じ。

会話用のEngageは、雑音はほとんど消して、人の声や放送の言葉などはスッキリさせた感じ。

よい。消去の仕方も自然である。


ぼくは外で歩いてる時みたいな、
完全に音をシャットアウトするわけじゃないけど人の声ははっきり聞こえて雑音をなくしたいみたいな人に合うのかも。


飲み会で身につけてみた時の感想。
飲み会ではあんまり使えないかも。
両耳つけると、自分の声が聞こえにくくなって、音量調節がしにくいから、
聞くのみなら効果あるけど、喋るのには向いていない。
あと、喋ってる声が重なることで生まれる雑音は、聞き取ってしまって音量がちょっと小さくなって遠くなっちゃうから、
飲み会での効果はあんまり感じなかった。
170人くらいの立席でも、
15人くらいの半個室の飲み会でも。

難しいな…

軽度APDのぼくの実験はまだまだ続きそうです。
物音とかの雑音は効果あるな。

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