サステナブルな社会で幸福のカギを見つける旅
今年の8月にデンマークに行ってきました。ツアーのテーマは「心地よい暮らしと社会を体感し街づくり、里づくりをデザインする旅」。素敵な人、暮らし、社会との出会いがあったので、「サステナブル」と「幸福度」をキーワードに旅をシェアをしていきたいと思います。
デンマークって?
私自身、初めて北欧に行く前は北欧諸国の位置関係や文化が曖昧でした…あの半島に入ってる国はどこで、ムーミンはどこでIKEAはどこが発祥だっけ?的な…
なので最初にお伝えすると、デンマークは北欧の小国で、面積は日本の九州とほぼ同じ大きさ(約4.3万㎢)、人口は約578万人で兵庫県とほぼ同じな国です。公用語はデンマーク語、英語。位置としてはヨーロッパ大陸でドイツの上側にちょこんとツノのように飛び出した半島と島々がデンマーク王国です🇩🇰
出典:デンマークってどこ?北欧の最南端の小さな国<http://u-cow.com/wd/post-5002/>
デンマークは島国で、ユラン半島と443(!)もの島々で構成されてます。鉱業、海運、農業が主な産業で、経済指標の1つであるGDPは日本が世界3位(約4.8兆$)に対し、デンマークは38位(約32億$)です。
少し角度を変えてみると…
GDPだけ比べると日本の方が豊かな国のように感じますが、GDPに平均余命、社会の寛大さ、社会支援、自由度といった指標を加えた幸福度調査では2012〜2016年の間に3回も世界1位に輝いています。(日本は2019年の調査で58位)
経済指標を見ても、GDP(国内総生産)は日本が上回ってますが、GNI(国民総生産)ではデンマーク12位に対し日本は29位です。
この差ってなんだろう?デンマークをはじめとした北欧諸国の幸福度の高さについては、一般的に福利厚生の高さにスポットが当たりますが、実際はどうなんだろう?そんな素朴な疑問をポケットに入れて、旅に出発したいと思います。
幸せの鍵
もう1つポケットに入れておくものがありました。
世界幸福度調査によると、最上位の国と最下位の国では以下の6つの要素において、大きな差があると書かれています。それは
一体感、お金、健康、信頼、自由、親切
です。この6つの鍵を持って、次回より旅のドアを開けていきたいと思います。
参考文献:マイク・ヴァイキング著「LYKKE人生を豊かにする6つの宝物」
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