僕のお正月は、『駅伝のお正月』
あけましておめでとうございます。ハロー、2021年。
新年のCMを見ると、あぁ年が明けたんだなと思う。いつもよりちょっと長めの、メッセージ性の高いそれは、会社のその年の抱負がこもっていて、背筋がピンと伸びる気がする。
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僕のお正月は、『駅伝のお正月』といっても過言でないくらい、毎日駅伝を見る。ニューイヤー駅伝に始まり、箱根駅伝の往路・復路。他事をしながら、例えばnoteを書きながら、気づけば5時間くらい見てしまう。駅伝の魔力、おそるべし。駅伝の終わるころにお昼ご飯の準備を始め、食べてはまただらだらとする(もしくは、初売りか初詣にでも出かける。今年はやめておくけれども)。こうして、僕のお正月は過ぎていく。
ごぼう抜きをする選手に興奮し、最後まで懸命に走る選手に拍手を送る。それぞれの練習の成果が発揮できたことが、他人事ながらうれしい。どうにか、繰上げスタートだけにはなってくれるなと、手を合わせることもある。運営上仕方がないことなのだろうけれど、選手の気持ちを思うと切なくて悔しくて仕方がない。
箱根駅伝の選手紹介を聞くと、涙もろくなったのを感じる。「去年は直前で出られなかった」「今年が最初で最後の箱根駅伝」「村役場に自分の名前の横断幕が飾ってあった」「箱根のこの区間を走りたくて、この大学に入った」。それぞれの選手にそれぞれのドラマがあるということを改めて感じ、それが選手の必至な顔から垣間見えるような気がして、じんわりと目頭が熱くなる。
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ありふれたことしか言えないけれど、やっぱり箱根駅伝が好きだ。明日の復路を楽しみに、そろそろお昼ご飯でも作ろうとしよう。
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