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らーら&クロ
らーら。
保護猫譲渡会を経て我が家にやってきた子ニャンの名前です。
子ニャンがやってきたのは、ちょうど先日、節分の日。まさに「福は、内!」の日ですから、名前を「フク」にしようかとも考えましたが、譲り受けた時のままの「らーら」に。この新入りニャンは、生後5か月すぎの女の子。人間で言うと9歳くらいです。小学3年生。人慣れをした甘え上手のおてんばさんです。かわいい!
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実は、我が家には先住ニャンがいて、名前は「クロ」。見たまんま。こちらも保護猫で、10歳をこえた女の子。
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ニャンの年齢を人間の年齢に換算する計算式があるそうで、次に示すのがそれです。
(ニャンの年齢-2)×4+24=人間の年齢
これにあてはめると、クロちゃんは、56歳。女の子というより「おばさん」です。
どうりで貫禄(かんろく)MAX!
このらーらとクロが、今、たいへん!
新入りニャンと先住ニャンとの間で、バチバチ。というより、先住ニャンがにらみをきかせて、一方的に新入りニャンに「圧」をかけます。らーらちゃんは、しばしフリーズ…。見張っていないと追いかけまわすことも。噛んだり、引っ掛いたりはないものの、目が離せません。ニャンともはや…なのです。
いつかクロちゃんも母性愛に目覚めて…と祈るばかりです。同じ空間を共有しながらさりげなく暮らすってなかなかむずかしいものですね。受け入れあって、わかりあって、寄り添いあって、2匹のニャンがウトウトいっしょにお昼寝する日がはやくやってきますように…。クロちゃん、よろしく。
このことは、人でも同じかも。
例えば、学校という職場。
団塊世代(1946~1964年頃の生まれ)、X世代(1965~1980年頃の生まれ)、ミレニアル世代(1981~1996年頃の生まれ)、そして、Z世代(1997年以降の生まれ)と、おのおのの世代が職員室に集い、「同僚」となってともに子らの教育にあたります。世代間ギャップという言葉があるように、時には異なる世代への不信感を募らせてしまうことだってあることでしょう。
「最近の若者はダメだ。おれたちが若い頃は…」
実は、これは、今から何千年も前の古代遺跡の壁画や粘土板に記されていたものだそうです。
当たり前のことですが、いつの時代も若い世代とミドルと年配者とが同じ「時」をともに生きています。そして、やがてその若者も年をとって、きっと同じ言葉を自分よりあとの世代の者にかけていくのでしょう。
であるなら、私たちの生き方はひとつです。「そんなもんサ」です。
問題だなんて思う必要もなく、「そんなもんサ」とする生き方です。
よって、
居酒屋で、若いヤツが「ぼくは、濃いめのカシスサワー!」と注文しても、私はキッパリ「とりあえず、ナマ中!」でいいのです。
そんなもんだよ。
クロちゃん、らーらちゃん!
なかよくね。
ちなみに、我が家のハムちゃんは、いつもどおりです。
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