見出し画像

【S-books 3】『Jリーグ選手名鑑2025 J1・J2・J3 エル・ゴラッソ特別編集』(三栄)

2025年のJ開幕まであと2日!


新たなシーズンの幕開けが目前に迫ってきた。試合のスケジュールを確認して、どの試合を観に行くかイメージを膨らませたり、ユニフォームやタオルマフラーの準備をしたり。ワクワクが止まらないのでは。

シーズン開幕直前ということで、今回はおすすめの本を紹介する連載企画「S-books」で、「エル・ゴラッソ」と「サッカーダイジェスト」のふたつのサッカー情報媒体から発行されている選手名鑑にスポットをあてていく。

まずはサッカー専門紙「エル・ゴラッソ」版から! 一年を通して活用できるので、準備のひとつに加えてみては。


選手とチームの特徴を網羅


チームの全体像から攻守それぞれの展望など、各チームを担当する番記者が記事を執筆

この時期一番気になるのは、チームが昨シーズンからどう変わり、どんなサッカーを展開してくれるのかということなのでは。新たなサッカーのため、新加入選手がどんな個性を発揮するのか、新たな監督がどんな経歴で、どのようなサッカーを志すのか、ディテールまで探りたいなら選手名鑑は手元に置いておきたいツールである。

特にこの選手名鑑は、J1チームの特徴を解説した見開きの「チームの全体像」→「監督・コーチ陣の解説」→「攻守それぞれの戦い方」という構成がとてもわかりやすい。さらに過去の成績や歴代監督といったデータ、スタジアム情報や2025シーズンスケジュールといった便利な情報がわかりやすくレイアウトされている。

名鑑のデータは推しのチームはもちろん、他チームの情報も年間を通して有益だ。3月20日にルヴァンカップで柏レイソルと対戦予定のアスルクラロ沼津のページを開けば、昨シーズンは最後に3連敗して10位だったことや、得点力で牽引した選手が複数移籍してしまったこと、インカレ優勝経験者を含む有望な大卒選手が選手が加わったことなどがわかる。

また、林陵平さんのコラムやLeo the footballさんと木崎伸也さんの対談など読み物も充実。300ページを超える極厚の名鑑が1,390円、コスパも良い。


特別付録の名鑑アプリが便利


付属のシリアルコードでアクティベート

何より特徴的なのが、購入者限定の名鑑アプリが付くことだ。名鑑を開いた最初にシリアルコードが折り込まれていて、アプリをインストールしたらこのコードを使ってアクティベートすることで利用できる仕組みになっている。

プロフィールなど誌面と同じ情報を見ることができるだけでなく、選手の特徴を数値化した「レーティング」も見ることができる(一部の選手を除く)。

さらにこのアプリには、欧州5大リーグ+CL出場クラブ+日本人所属クラブの名鑑データも掲載されている。ヨーロッパで活躍する日本人選手のチームについて調べるのにも役立ちそうだ。

そう思ってスタッド・ランスの名鑑を見たが、これを書いてる時点ではまだ関根大輝は掲載されていなかった。選手情報は随時更新されるようなので、そこに期待したい。


↓判型の小さい「ハンディ版」

↓“小ネタ”にこだわった「プレーヤーズガイド」。2月14日発売予定

↓サッカーダイジェストの選手名鑑

Amazonアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています


連載企画「S-books」。こちらもおすすめサッカーブックです!


いいなと思ったら応援しよう!

KIIRO ZINE
最後まで読んでくださりありがとうございます!いただいたチップは制作活動の費用に使わせていただきます!

この記事が参加している募集