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LAMB/ラム 〜NTTジャパンラグビーリーグワン 2023-24 ディビジョン1 第9節 亀山市民応援DAY vsリコーブラックラムズ東京@三重交通G鈴鹿〜

今節の観戦記の前に。
前節で前半戦の8試合が終わったので、ここまでの感想を。

どんなチームでも、選手でも、スポーツに限らず私達もそうなんですが、調子のいい時と悪い時と言う物はあって。
いい時のレベルがもの凄く高くて、悪い時でもいい時との差が小さいのがいわゆる一流で、強くて、かつそれに準じた戦績も残せる。
今季のリーグワンで言うなら、やっぱり埼玉パナソニックワイルドナイツがそれに当てはまりますよね。

前節、東芝ブレイブルーパス東京がアクシデントもあったけどパフォーマンスが良くなくて、対戦相手の花園近鉄ライナーズが今シーズン1・2を争う好パフォーマンスを見せて、接戦に持ち込んだのも記憶に新しい所。
結局、最後にBL東京が突き放して勝ったのは単純な「力の差」なんですが。

三重もそうですが、下位に沈んでるチームがベストパフォーマンスを見せても、上位争いを演じてるチームのその逆には届いてない、ってのが厳しい現実なんやろな、と思います。

前節は良かったのに今節は、あれっ?って感じでパフォーマンスの振り幅が大きくて安定して無くても、中々勝ち星が先行しませんよね?
今季、リーグワンのD1はそういうチームが多いですね。だから3位以下がもつれてるんですけど。

三重ホンダヒートに関しては、特に最近の観戦記でずっと書いてますが、まだ勝ち負け云々レベルのクオリティーに届いてないよね、って総括です。
毎試合、コミュニケーションミスと言うか、相手に仕掛けられて崩されたのでは無く、自分達で勝手にミスして抜かれたり、と言う失点(被トライ)≒防げたのでは?と言う物が2〜3本はある。
ただ、それを差し引いても(と言う単純な物でもありませんけど)勝てて無いんですよね。得失点で。

X等、各種SNSの三重ホンダヒートファンの皆さんの発信や、実際現地でお話をしてても、

「何かが起きる気がする」
「もしかしたら、今日は勝てるんじゃ無いか?」

と仰るんですが、例えば今節の対戦相手が前節あんまり良くなかったとか、こないだ三重は○○が良かったしとか、あとはそうであって欲しいと言う願望ですよね。

こういうのに関しては先述の通りで、調子の悪い時やったんちゃうんかな?って話で(前節三重と対戦した横浜も、今節対戦するBR東京も)、そのレベルにも今の三重は調子がいい時でも届いてないんで、と加齢臭はスーパードライなんで←冷たくあしらってしまうんですが(ワイの血は何色なのかな???)、その良かった部分を如何に継続して行けるか?良くなかった部分を消して行けるか?そういう波を小さく・願わくば無くして行けるか?全体のレベルを上げて行けるか?

それが「強くなる」って事で、冒頭でも書きましたが、今間違いなく国内のラグビーシーンで頂点に居るであろう埼玉はそれが出来てる。

まずはそこに到達しない限り、超える事も出来ません。

それも踏まえた上で、今季の三重ホンダヒートの後半戦も、更にその先も観ていこう、と思います。
まだまだチームも選手も運営もファンも、途中なんですよ。成長を続ける。
その過程も楽しんで行ければ尚良し、です。

楽しんでますけどね←


前置きが長くなりましたが←、まだ前置きして行くスタイル←

今節の対戦相手は、さっきちろっとだけ名前を出しましたが、リコーブラックラムズ東京です。

トップリーグ時代、下部リーグが再編され全国リーグ2部に当たる新トップチャレンジリーグになる前の、3地域リーグ(トップイースト・ウェスト・キュウシュウ)の上位チームのトップリーグ昇格決定リーグ戦やった頃の旧トップチャレンジリーグを経て、トップリーグの下位チームとの入替戦に回ったホンダヒート(当時)の前に2度立ちはだかったのが、リコーブラックラムズ(当時)でした(05-06・06-07シーズン)。

05-06シーズン、カミさん事上村さんがまだ現役の頃ですね。06-07シーズンは、先日スタッフ入りされた北川さんのお名前も。
リコーのメンバーに伊藤鐘史コーチも居て、バックロー同士でやり合ったんやろな、と思うと面白いですね。
会見の場にホンダのキャプテンとして出席されてる荒木雄一郎さんは、第一次エディー政権時のラグビー日本代表のメンタルコーチとして活躍された、三重から古田キャプテンが参加した先日の福岡合宿にもスポットで来ていた、荒木香織さんの弟さんです。

トップリーグでの対戦成績はほぼ互角。
2019-2020シーズンの開幕戦以来の公式戦での対戦(@花園。Honda(当時)の勝利)です。

今節の応援自治体は鈴鹿市のお隣・亀山市。
昨季は配布品としてカメヤマローソクがチョイスされてましたが、今季は「幻の紅茶」。


飲むの勿体ない定期←

あと、昨季に引き続き、亀山のチアチーム・3Happinessの皆さんもパフォーマンスを披露。

リコーブラックラムズのマスコット・ラムまるも現地に駆けつけ、三重ホンダヒートのマスコット・ヒートくんとのジンギスカン対決(?)が繰り広げられました。

さて、試合の方は。


三重ホンダヒート 14-24 リコーブラックラムズ東京


前置きに書いた内容が凝縮された様な試合でした。
正直、今季で一番良くなかったです。

被トライ1本目(逆サイドを見てない)・2本目(モールを止められずに我慢出来ずにペナルティー→シンビン。その後取られる)・3本目(三重が1トライ返した後に、簡単に抜け出されて取られる→ノミネートミスか)。

防げたのでは?ってのが今日も続いてしまい、終わってみたら10点差。
アタックももう少しで取り切れない、ってのが同じく今日も多かったんですが、勿体ないですね。勝てない相手では無かった。

チーム公式SNSでも「必勝」を掲げてた通り、(今までも当然勝ちには行ってますが)今日のBR東京・次節の花園・次々節の相模原。
今日を含めた今月の残り3試合の相手をターゲットにしてたんでしょうし、その1戦目でこういう結果・言うなればベストパフォーマンスを見せられなかった、と言う事実にはチームも選手もスタッフも出来ればファンも、正面から向き合って欲しいな、と現地に居て思いました。


前向きに捉えるべき事もあります。
やっとこさ、相手にBPを与えずに終えました。
前後半共に相手に先制を許してた今季、やっと後半ですが先制出来た。
会場の「ヒートホンダ」コールが先導者・場内SE共に3回で統一されて来た。いい傾向です。

3/12
三重ホンダヒート公式のハイライト動画と、リーグワン公式のレポートを追記しました。


試合後の初の試みであった、有料ファンクラブ会員と選手の集合写真も大盛況でした。
次のホストゲームでは、プレミアム会員限定参加のアフターマッチファンクションも予定されています。こちらも楽しみに、可能であればこちらの観戦記でも取り上げられれば、と考えています。

次節は両チームとも不本意な形でしょうが、全敗対決・花園近鉄ライナーズ@花園です。

元某事務所のアイドルグループがハーフタイムショーに来る、って事でちょいちょいざわついてますが、あそこのファンは規律がしっかりされてるんで、変な事にもならないでしょう。知らんけど←

それではまた次節の観戦記で。
まだまだ関東に帰りついてません←
数日後にちょいちょい補足・追記します。

3/12
次節の試合情報を追記しました。

つづく❤️


今シーズンの三重ホンダヒートの公式戦観戦記をまとめています。

2022-23シーズンはこちら。

2022シーズンはこちら。


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