人生で大切なのは、たったひとつのことだけです
先ほど、衝動を感じて図書館に寄ったら、人生を変えるほど影響を与えた本に出会った記事を書きましたが……。
その本について。
『人生で大切なたったひとつのこと』
というタイトルです。
内容は、
『人生は、優しさを追求することほど大切なものはない』
といった内容で、著者(ジョージ・ソーンダーズさん)が、なぜこういう考えに至ったかが冒頭部分に述べられています。
しかし、私が特に惹きつけられた箇所、そこを抜粋してお伝えしたいと思います。
『どうすればもっとやさしい人になれるか、
どうすれば心を開いて、もっとも愛情があって、寛容で、何をも恐れない自分を引き出せるのか、
答えをみつけ、そういうひとになることにくらべたら、ほかのことなど意味がない、とでもいうように、追い求めてください。
なぜなら、実際、それ以外のことは意味がないからです。』
『もちろん、ほかのこと、野心的なことをして構いません。
(中略)
でも、そういうことをやりつつも、できるだけ、やさしさから遠ざからないようにしてください。
大きな問題と向きあうようなことをしてください。
あなたを小さな人間やつまらない人間にするようなことを避けてください。』
『そして八十年後のある日、あなたが百歳、わたしが百三十四歳になり、
わたしたちがみなうんざりするほどやさしく、愛情たっぷりになったら、わたしに短い手紙を書いて、あなたの人生がどうだったかを教えてください。
とてもすばらしかったよ、と、あなたが書いてくることを願っています。』
と締めくくられてます。
もう素晴らしすぎて、一部載せただけではその雰囲気は伝えられず、皆さんには一度本を手に取って読んでいただきたいぐらい!
もともと、優しい人間になりたいと考えていたから、惹きつけられたのでしょうが、
きっと、他のひとにも何か感じるものがあるだろうと思い、記事にいたしました。
私にとってはなくてはならない大切な相棒となっています。
人間、優しさほど大事なものはないですよね。
お読みくださって、ありがとうございました!(^^)