読書記録「祈り」(伊岡瞬)
おはようございます
オリンピック最終日。イギリス対日本のカーリング決勝戦を見ながら勉強するきいろです🥪
今日は日曜だし雨だし、視聴率高いんじゃないですかね…👀
昨日の夜、夜更かしして伊岡瞬さんの「祈り」イッキ読みしました(ネタバレなし)
この本はいわゆる刑事物ミステリーではないですが、
やはり今回も伊岡瞬さんの「家族のあり方」とか「孤独との向き合い方」というテーマが、ストーリーとキャラクター通じてしっかり表れていたと思います
「祈り」は、2人の主人公、春輝の話と楓太の話が交互に進んでいきます。キャラが正反対の主人公なので、
頭がゴッチャになることはないですが
どっちの主人公も絶妙にイライラするというか笑
なんでそんな事しちゃうの?とか、なんでそこ言えないの?とか。物語の最初の方は、もどかしさを感じます
ただ、早い段階で物語は目を離せない展開になっていきます。ずっと読み進められます!
全てが解決するのは、やはり最後の最後。ほかの登場人物も一緒に絡まって生まれた謎が綺麗に解決しました
ミステリーではないですが、色んな登場人物が起こしていた行動の意味がわかってスッキリとした読了感でした
そして最近、欠かさずに読んでいるのが解説です
解説読むとさらにスッキリ!
解説がストーリーを綺麗にまとめてあって、私が心の中に溜めていた言語化出来なかった思いを
見事に言語化してくれていて笑笑
他の作品との比較もしていて、「確かに今回の本とあの本のこの部分は類似している!」と再認識できたり
原作からは知りえなかった余談が書いてあったり
解説読んでさらに作品の理解が深まるのは嬉しいですね
最初は登場人物にイライラしながら読んでいたけど、
やっぱり最後まで読んでよかったです笑
ぜひみなさんも読んでみてください
さて、私は近々、米澤穂信さんの本をまとめ買いしようと考えています。私のもう一人の大好きな作家さん、
直木賞を受賞して注目を浴びています
書店でも米澤穂信コーナーが出ているくらい!
まだ読んでいない作品がいっぱいあることがわかったので、近々買ってまた読もうと思います!
ではでは〜
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