仏教には何故目的があるように思えるのだろう？

なぜ仏教には目的があるように思えるのだろうか
そんなことを最近思っていた

お坊さんから聞いたこと

六道というものを聞いたことがあるのだろうか
これは、たまたまあったお坊さんから聞いて初めて知った

六道が持っている要素は
天上界（てんにん）
人間界（にんげん）
修羅界（しゅら）
畜生界（ちくしょう）
餓鬼界（がき）
地獄界（じごく）
というらしいのだが
この要素には方向性があるようである

例えば地獄はどうみても天上よりも状態が悪そうである
餓鬼も名前から想像できるに楽しそうではない
「天上界」□ 「人間界」□ 「修羅界」…..「地獄界」
のようにそれぞれの界の間の「□」 関係性にはしっかりとした方向性が存在しているように思えないだろうか

地獄界も天上界も存在しているだけでは
特に意味を持たない
方向をつけるにはそれを決める基準や目的が必要な気がする

例えな天上界というところを目指すのは
人としていいことだと思い
そして行動を起こそうとする

行動を起こすにはまず自分を見つめなければならない
今何を感じているのか
何を求め、何をしたいのか
そこからどうしたらいいいのか気づくに違いない

だけどそのうち疑問が出てくる

なんで分析できるんだろう…と

自分の髪の色は気にならなかったのに
自分の服装は気になった
何故だろう…
二つの違いはなんだろうそう考え始めるかもしれない

そしてこうしているうちに、こう思うかもしれない

ハァァン　私は人の目が気になっていたんだな
そして人の目が気になる場所をあらい出してみようと頑張るかもしれない
何しろ気になているところが分かれば解決できるかもしれないから
ところがそのうち疑問が出てくる

なんで人の目が気になるんだろう…と

そして色々あり
ハァァン　私には自信が足りないのかもと思うようになるかもしれない
そして自信をつけようと頑張る

自信とは今の状態に関係なく存在しているものだ
焦って言葉を詰まらせている時にも
優越感と共にお茶をすすっている時も
存在しているものなのである

つまるところ特に意識する必要はなく
この世にいれば獲得できるものなのである

そんなことに気づきのほほんと生きているとまた疑問が湧いてくる

状態ってなんだろう…と

そんなことを思い出したらどうだろう
その中で基準を設けることができるだろうか!?

特に意識はよくできている
まるでドミノ倒しのように
倒れる瞬間に今を感じながら
次へと波を伝えていくのだ

意図的であっても自然的になるのである

選択肢によって不自然が生まれることは無いんじゃ無いかなと
そんな中でどう選択肢を見つけ出せというのだろうか

選択肢

選択肢、何を選んでも変わりなく
どんな見方をしても変わりない
でもまぁ　ぼんやりとですがそんな感じな気がする

自分がどう世界を見ているかはとても重要だ
しかし自分が世界をどうみるべきかという指標は特に無い
指標がなければ選択はできず
選択ができなれければ行動は生まれない

笑い合っている人をいて
殴り合っている人がいても
どちらもそこに存在していて
もし価値や重みをつけるなら、どちらにも付くものになってしまう

見ぬふりをするのも
割って入るのもどちらも同じく問題ないことになると思うのです

流れている水を見て
水が流れる意味はなんだろうと考えることは
かなり無意味な行動に見えます

何故ならそれは水が高いところから低いところに行くという
シンプルな現象として捉えることができるものであり
現象は意味を持たないから

だけどもし世界が流れる水のような集まりで
水流の外から世界を眺めながらもなお
そこに腕を突っ込もうとするとしたら
それは何故だろうと疑問が出てくると思うのです

何しろそれは水が高いところから低いところに流れることに意味を見出していることになるから

意味は目的によって作られると思っている

例えば、「あ」という文字が意味を持っているのは『あ』という言葉を表す目的があったからです
「あ」を目的なく理解することはできない…そうおもいます

何故なら「あ」と対応する概念は
「あ」という文字の目的によって見つけられるもので

概念と「あ」の間に意味が生まれるからだと
そう思っています

そしてその意味に対して行動を起こすならば
その意味はなんだろうと疑問が出てくる気もするのです

まとめ

世界の底を流れる川を捉えようとすればするほど
川は意味を持つことに興味がなさそうだと感じるようになりました

これは困ったことです

死ぬ気はさらさらないのですが
しかしそれでも、なぜ生きているのかわからない
そんな感じなのです

仏教には目的があるかのように思えます
だけど仏教が目指している場所には目的は存在しない
そんな気もするのです
そんな場所に立ちながら何故行動を起こせるのかが不思議でならない
最近そんなことを考えていました

実はこんなことを何個も下書きとして書いてきて
どうにか川が流れる理由を見つけようとしたのですが
よくわからなかった….

今回はしっかりとまとめようと意気込んだのですが
それでもわかりませんでした

このまま保留しようと思い
一度終えます。

お読みいただき有難うございます。

価値や重みをつけるには基準が必要な気がするのだ
この世にコントロールするべきものはどれくらいあるのだろうか