
【ChatGPT】イラストマップを書いて遊んでみた
ChatGPTで遊んでみたシリーズ第3弾!!(勝手にシリーズ化)
突然ですが、観光地によく絵でその地域の観光名所などを強調した地図があるじゃないですか。
あれが好きです。
(こういうやつのことです)
少し前に広島の宮島に旅行に行ったので、写真をどこに撮ったのかわかるように地図と一緒にまとめておこうと思いました。
現地でイラストマップをもらってきたらよかったのですが、
どうももらい忘れた&現地にあったものを写真にも撮りわすれたことを帰ってから気付きました。
そこでふと思いました。
貰い忘れたなら、描いてもらえばいいじゃない。
そうChatGPTにね。
GoogleMAPがネットで検索できるこのご時世。
ChatGPTも地理の把握ぐらいはしているはず……。
と、いうわけでChatGPTが観光地のイラストマップが描けるかどうか試してみました。
きい『こんにちは。あなたは宮島について知っていますか?』
ChatGPT『こんにちは!宮島(厳島)は広島県にある美しい島で、日本の観光名所の一つです。宮島は「神の島」として知られており、特に厳島神社が有名です。この神社は海上に建てられた朱色の大鳥居で知られており、潮の満ち引きによって鳥居が水に浮かんで見えることがあります。
宮島には以下のような見どころがあります:
厳島神社: 世界遺産にも登録されているこの神社は、平安時代に創建されました。美しい海上の神社建築は、訪れる人々に強い印象を与えます。
五重塔: 厳島神社の近くにあるこの五重塔は、美しい建築様式と鮮やかな色彩で知られています。
弥山(みせん): 宮島の中心にある山で、登山やハイキングに最適です。頂上からの眺めは絶景で、瀬戸内海の美しい景色を一望できます。
鹿: 奈良と同じように、宮島でも鹿が自由に歩き回っており、観光客にとって人気のアトラクションです。
もみじ饅頭: 宮島の名物菓子で、もみじの形をした饅頭です。中には様々な餡が入っており、お土産としても人気です。
何か具体的な情報や質問があれば、お知らせください!』
よしよし。
とりあえず宮島の地理自体は把握しているようです。
じゃあ、それを絵にしてもらいましょう!
きい『ありがとう。とてもよくわかりました。 今度宮島に旅行に行くのですが、桟橋から厳島神社までの地図をイラストで描いて欲しいです。』

ChatGPT『イラストマップが完成しました。こちらをご覧ください。宮島の桟橋から厳島神社までの道のりがわかりやすく描かれています。楽しい旅行をお祈りしています!』
いやー‥‥
タッチはとてもいいですが、謎の島が出来上がりましたね。
『宮島』と指定しただけなのに和風の建物が並んでたり、五重塔らしきものがあったり、シカらしき生き物が描かれてたりするので、何かしらは把握してくれているようです。
なら、もうちょっと指示を具体的にすれば何とかなるかもしれない・・・(願望)
とりあえず宮島なのに鳥居と神社がないのはいただけないですね。
それだけでもなんとかならないですかね、ChatGPT君。
きい『ありがとう。とても好きなタッチです。 上の地図に厳島神社を追加して欲しいです。 厳島神社の鳥居を追加して欲しいです。』

絶妙にそれっぽいけど何かが違う地図が出来上がったな!??!
鳥居と神社もあって、五重塔らしき建物もある。
フェリーの桟橋もあるし、シカらしき生き物もいる。
全く宮島を知らない人に渡したら騙される人もいるかもしれないぞ。これなら。
でも鳥居が山にあるのできっと宮島ではない。
この辺りから、『正しい』イラストマップを出力するのは完全に諦めて、遊び始めした。
◆大阪◆

通天閣やあべのハルカスあたりを指定したのですが。。
通天閣は真ん中にドーンと書かれていますがあべのハルカス……?どこ……?
もしや左側に掛かれてるやや高いビル…?
なら通天閣はどれだけ高い想定で描かれてるねん。(あべのハルカスは地上300メートル)
そして、おそらく通天閣周辺にこんな京都みたいな日本家屋はない。
(日本の観光地と指定すると脳死で日本家屋を描くようになってる…?)
何枚か出力して、地図として『正しい物』を描くのはもう無理だと悟りましたが、元々イラストマップは目立つ建物を多少誇張して描くものです。
これはむしろ実在しないものをそれっぽく書いてもらった方が面白いのではないか?と思い、最後にある場所の地図(↓)を書いてもらいました。
◆ファンタジー◆
きい『ありがとう。 最後にファンタジー世界の地図を描いて欲しいです。 その国は北の端に魔王の城があり、北に行くほど魔物の力が強くなります。 主人公が旅立つ王都は南の端の方にあります。 この国は自然が豊かな国です。 常軌の架空の国の地図をイラストで描いてください。』

ChatGPT『ファンタジー世界の地図が完成しました。北の端に魔王の城があり、南の端の方に王都が描かれています。自然が豊かな国の様子も描かれていますので、ご覧ください。楽しんでいただけると幸いです!』
おお!!かっこいい!!
見てるだけで、物語が広がっていきそうですね。
実在するものを正確に描画してもらうのは現時点でのAIではまだ難しそうですが、『それらしいもの』を作るのはやっぱり抜群に手軽に出来るな。。と実感しました。
詳細が決まっていないものを「ひとまず」生成AIに作ってもらって、そこから人間が広げたり、細かい所を修正していくのが今のAIの使い方としては面白いんじゃないかなと思いました。
今度は、ChatGPTが作ってくれた地図を元に大喜劇的に話を考えてみるのも面白そうですね!
また、何か面白い使い方が思いついたら、ChatGPTで遊んでみようと思います。