ただ話を聞いてもらうという時間を過ごして
今日は、こなつさんという方の「心のお散歩カウンセリング」を受けさせていただいた。
この記事では、心のお散歩を体験させていただき感じたことを書き留めてみる。
心を散歩させるという体験
これまで思考中心の人生を歩んできた僕にとって、自分の心の動きを感じて受け止めるという作業はなかなか簡単ではなかった。
自分がどうなりたいか、どうしたいのかを思考で考えることは、ただ情報を整理しているだけで本質的でなく、感情のこもった目標を立てられた経験はこれまであまりない。
心がしんどくなる思いをして、体が力んで歯を食いしばっている自分に気づき、心が自分のいる環境と価値観とのズレを嫌っていると感じた経験から、「自分の感情としっかり向き合って、自分の価値観や自分らしさが活きる環境づくりをしないといけない」という焦りが生まれた。
自分の感情と向き合う訓練が必要だと思い、これまで触れてこなかったカウンセリングのセッションを体験させてもらうことにした。
そして「心のお散歩」というワードがいいなと目について、なんとなく似たような属性をお持ちのこなつさんが気になって応募してみた。
こなつさんは穏やかな雰囲気で、ただただ話を受け止め、口から出た言葉を反芻してくれた。
こなつさんに話をすることで、自分の頭に浮かんだことを口に出して、出てきた言葉に対する納得感や違和感を感じることができた。
テーマは「来年の抱負」として、これまでの経緯やそこでどう感じたかにも触れ、また来年何をしようとしているのか、そのことについてどう思っているのかを話した。
どう感じたのか、どう思ったのかについて話すとき、自分の中で納得感や違和感が生まれていることに気づくことがあり、「あれ、なんの話してたっけ」と何度もなったが、こなつさんは取り止めのない話も辛抱強く聞いてくれたので、自分の体感をじっくり受け止める体験をすることができた気がする。
心をのんびり散歩して、じんわり自分を感じる経験ができた気がする。
自分らしくありたくて、自分らしさを纏う矛盾
自分のこれまでとこれからについてお話をする中で、自分の感情に触れる感覚を得ることができた気がしたので、セッションの最後に自分の大切にしたい価値観についてもお話してみた。
僕は「らしさ」を大切にしている。
それは自分らしさだけでなく、関わる人の個性や能力などが発揮されている状態が理想だと考えていて、さらに人に限らずモノやコトに対しても活きていない状態にストレスを感じることがある。
学生の頃から部屋の模様替えがシーズンごとのルーティンで、日の入り方が変わるから観葉植物は移動させようとか、窓際は寒くなるからとか、夏は風が通るようにとかといって家具の配置を移動させて、それぞれの役割が活きるように整理してきた。
それは、ストレングスファインダーでNo.1の資質が「個別化」と出ていたこともあり、、、という話をしたところで気がついた。
自分らしくあろうと思い「自分はどんな人物なのか」と定義をすると、その後は「これと決めた自分らしさ」を装うことになり、またしばらく後に「あれ、自分ってなんだっけ」と悩むことになる。
自分らしさがわからないとき、さまざまな自己分析をして自分を知ろうとするが、診断を受ければ受けるほど型にハメられ、自分にはこの傾向があると心にその診断結果を纏うことになる。
自分らしくあるためには、そのときそのときに何をどう感じているのかを受け止め、心の状態を把握しておくことが必要である。
つまり自分の今の感情を大事にしていくことが、自分らしくあることにつながるのである。
自分の感情にじっくりと向き合い、その心の動きに素直に生きていけるような環境づくりに取り組んでいきたいと改めて思った。
最後に
自分の感情に向き合っていけるよう、心の動きを感じる体験として「心のお散歩」はとてもいい時間となった。
これまで思考中心で生きてきた僕が感情と向き合うことの大切さを実感したタイミングでこの体験をすることができ、今が人生の分岐点になることを改めて確信できた。
こなつさん、ありがとうございました。
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