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後悔しない人生を送るために必要な恐怖に立ち向かうということ
ライフコーチをしていると人生をテーマにした話をよくするため、人生を終えるときに「後悔のない人生だった」と思いたいと多くの人から聞く。
「後悔のない人生」とはどんな人生なのかについて、メンタリストのDaigoさんが動画にしていたので見てみたら、その解像度が1段階クリアになったような気がしたので、自分の振り返りとしてアウトプットしておく。
やりたかったことができなかったという後悔
人は成長する過程でよい経験も悪い経験も含め、さまざまな体験を通して人格や自分にとっての「普通」を形作る。
その中で自分にとって普通ではない事も形作られ、その輪郭が明確であればあるほど、自分にとって普通でないことは恐れの対象になる。
例えば勉強や運動、外国語、海外旅行、ビジネス、料理など、ひとが簡単にやっていることを自分には無理だと信じ込んでいたりする。
僕にとって外国語や海外旅行はわかりやすく恐怖の対象で、「英語しゃべれるようになりたい」とか「どこそこの博物館とか行ってみたい」とは思うものの、なかなか現実的に思えはしないまま「はや幾年」という感じだ。
Daigoさんが言うには、20代を過ぎると学校や社会で自動的にあった出会いがなくなり「いつかこうなったら」の「いつか」は自分から取りに動かなければならない。
30代中盤を過ぎると新しい挑戦をするために必要な「気力」がどんどん増していくため、自分から取りに行くべき「いつか」はどんどん距離が離れていく。
そうして30代の頃に抱いていた「本当はやってみたいけど」と思い描くと同時に抱えていた恐怖は、年を重ねるとともに後悔へと変わる。
ひとは、30代序盤までに自分の恐怖に打ち勝つ経験をしておかないと、自分では何も決断できないような情けない人になってしまう。
経験を積めば積むほど自分にとっての「普通」は凝り固まり、気づけば自分の信じること以外は受け入れない厄介な老人が出来上がる。
自分の環境に愚痴や不満は漏らすがその環境を変える力はない、そんな人にはなりたくない。
僕は今、自分を売るという恐怖にチャレンジしている
僕は今、ライフコーチとして自分の名前で行う事業に取り組んでいる。
昨年度まで公務員をしていたため、ブログとかはやっていたものの、自分で稼ごうとする活動は初めてのことである。
この半年は会社に所属していたため副業という形で取り組んでいたが、開業届はまだ出しておらず、正社員を辞めてフリーランスとなる決断はしたもののまだ恐怖に対するチャレンジの最中で、適応障害気味であるからか、特に朝は不安と緊張で大変しんどい思いをしている。
ライフコーチとして取り組むためにはクライアントを得るための集客と営業、コーチングセッションのサービス提供、長期セッションサービスの提案、契約を希望してくれた方には契約手続き、そのほか日程などの調整や提案資料づくりなど、するべき作業はたくさんある。
その中には、これまでの日常では経験してこなかった恐怖体験が散りばめられている。
「ライフコーチ」と名乗ること、SNSで自分の考えを投稿すること、クライアントを募集すること、どこかの誰かと交流すること、伝わりづらい「コーチング」を説明すること、モニターセッションを受けて欲しいと依頼してみること、面倒な事前アンケートをお願いすること、日程を調整することなど、先に挙げた「集客と営業」だけでもいくつもの「これまで経験してこなかったこと」が出てくる。
そしてその後もセッションを提供すること、安くはないサービスと金額を提案することなど、いまだに慣れず心臓をバクバクさせながら取り組んでいる。
なにより、これまで雇われ給料をいただいて生活してきた僕が自分の稼ぎで生活し、さらにはより質の高い生活ができるようにと願うということは、給料よりも多くの稼ぎを出そうとしていることだと思い出し、定期的に卒倒しそうになる。
これまで経験してこなかった「自分を売る」という恐怖はなかなか手強いが、この恐怖に打ち勝ったときに手に入れられるモノは、その先の人生に大きなごきげんをもたらしてくれると信じている。
恐怖に打ち勝つコツは挫折を恐れないこと
恐怖に打ち勝つコツは「挫折を恐れないこと」だそうだ。
失敗や挫折は、確かに怖い。
そもそも「失敗」や「挫折」こそが人生の中で強固になった恐怖の代表だと言える。
大人になるにつれて失敗や挫折が予測されることは避けるようになり、気づけば挑戦することが億劫になった。
でも、世の中には失敗や挫折を経験しないと得られない学びがあることも確かだと、実はみんなが知っている。
例えば何かに挑戦して失敗したとする。
そこで諦めれば失敗したという敗北感が残るが、必ず通る道だと思えたらそれは成功への通過点になる。
これはポジティブシンキングではない。
失敗したことを誇るためにポジティブになる必要なんかなく、ただ自然に失敗を悔しがればよい。
その悔しさをエネルギーにすればいいのだ。
自分の恐怖に打ち勝てたら
自分の名前で安定して稼ぐという恐怖に打ち勝てたら、次は英語に挑戦してみようかと思う。
海外旅行も恐れの対象だけど、知り合いに連れて行ってもらえば楽勝かな。
自分の恐怖への立ち向かい方がわかれば、できることはどんどん増えていきそうで、想像したらワクワクする。
もしやってみたいけど自分には無理だともし逃げてることが何か思い当たるのなら、30代序盤までにじっくり腰を据えてチャレンジしてみてほしい。
30代序盤を過ぎてしまった方も諦める必要はない。若い奴らよりはちょっとだけ苦労するだけで、挑戦できないなんてことはない。
40代以降の筋肉が衰えやすいのは体を動かさなくなるだけらしくて、体も頭も全然動くらしいから。
ありきたりだけど、これからの人生で1番若いのは今この瞬間だから、やるって決断するなら今しかない。
この記事を読んでいるあなたも、たぶんすぐに自分が恐れているものに思い当たるものがあると思う。
僕はDaigoさんの動画を見てすぐに思い当たったから。
そして、自分の恐れているものに挑戦しようと心に決めたのであれば、ぜひその想いを聞かせていただけたら嬉しい。
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僕は、ライフワークと言えるような仕事や活動に取り組みたいという方を応援するため、「ごきげん」をテーマにライフコーチとして取り組んでいます。
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