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やりたいことをする時間は、すると決めるだけですぐに見つかる

時間がない時間がないというフレーズはよく思うし、よく聞く。
何かのコミュニティに属せば役割が与えられ、その役割をこなすために多くのタスクをこなす必要が出てくる。

ひとは生活や仕事、それ以外の活動のために家族や地域、会社、サークルなど、いくつかのコミュニティに属し、それぞれの中で役割が与えられて多くの「やるべきこと」を抱えることになる。

「時間」は限られているため、やるべきことが多くなれば多くなるほど自分の時間は減り、何かを「やりたいな」と思ってもなかなかできず、気づけばやりたいことができずに時間が経ち、「時間がなかった」し「これからも時間はなさそう」ということになる。


周りを見れば時間があるみんな意外と時間がある

やりたいことでなかなか取り組めないことと言えば、ダイエットや節制、勉強や情報発信など、いわゆる「やった方がいいこと」である。

自分の中で「やった方がいいこと」をしている人は意外と身の回りにいて、あの人はやっているのに自分はできていないのかと思い悩む。

例えば会社で周りを見渡すと、あの人はジムに通っていて、この人はサークル活動に参加をしている。
あとはお弁当を作ってきている人がいて、夜は飲みに行っている人がいる。

みんながいろいろと活動している話と聞くと、この人にはなぜそんなことをする時間があるのかと感じる。
そして、それが自分にとって魅力的であるほど「自分にはそれをする時間がない」と強く感じる気がする。


知り合いから話を聞くとなんだか自分もできるような気がしてきて、実際に誘われたりすると意外とできるもんだったりもする。
しかし、今の自分の生活に新たに取り入れようとすると、何を辞めるのかという課題が突きつけられる。
そうするとどこからか「でもな」「やっぱりな」という気持ちが湧いてきて、気づけばまた時間が経っていく。

これを繰り返して、やりたいことをする時間がないというモヤモヤをずっと抱えていくことになる。


そして、自分が「あの人なんで時間があるんだろう」と思っている人は、同じく自分に対してそう思っている。


何かを始めたいときは、その目的と具体的な行動を整理するとよい

なかなかやりたいことに手がつけられず、習慣が身につかないというときは、まずなぜ自分はそれをやりたいのかを整理するとよい。

ダイエットがしたいのではなく、痩せたり筋肉をつけたい。
節制がしたいのではなく、お金に余裕を持ちたい。
勉強がしたいのではなく、何かができるようになりたい。
情報発信がしたいのではなく、影響力を持ちたい。

何かに取り組みたいときは、その先にある目的があるはずである。

目的が明確になるとやるべきことが整理されるため、具体的な行動に映しやすくなる。
具体的な行動が見えると、やりたくなるのである。


さらに、目的や目標が定まったうえで「やりたい」と思うのになかなかできないとき、取るべき行動が具体化できていないことがある。

ここで言う具体的な行動とは、具体的な「行動」であり、「ダイエット」とか「勉強」では抽象的すぎる。
「ジムに行く」とか「本を読む」でもまだ抽象的だ。

その具体的な行動は、実際に行動してみないとイメージができなかったりする。
行程や行動自体はイメージできたとしても、それを自分がしている姿がイメージできてなかったりする。

なので矛盾しているような話だが、何かを始めようと思ったらまずはやってみることが必要なのである。


やりたいことの価値と優先順位を上げるためには、心に聞くのが1番

何かを始めるための目的が整理できて、取るべき行動もイメージでき、何度かやってみてもなかなか定着しないという悩みが生まれる。

そんな悩みを持つ人は、気づけばSNSやYouTube、マンガやアニメを「見てしまっている」という悩みが併せ持っていたりする。

そうでなければ、仕事が、子育てがなど自分ではどうすることもできない「やるべきこと」が溢れているという悩みを持っているだろう。

それは新しく始めたことの先にある目的に価値を感じていないからであり、取るべき行動の優先順位が低いからである。


なかなかダイエットができないのであれば、自分の中で痩せたり筋肉をつけたりすることへの価値を信じきれていないからであり、なかなか勉強できないのであれば、学んだ先でできることに価値を感じられていないからだと言える。

ここで言う信じる、感じるというのは、非認知的な感覚で、メリットがあるからどうだこうだというのは認知的な感覚である。

「非認知的に」とは潜在意識的にとか無意識にとも言う感覚で、これは意図して操れる代物ではない。


ここまで理詰めっぽく語っている上でこの結論なのは恐縮なのだが、やりたいことに対する1番の近道は、「こうなったらいいなとイメージして心をワクワクさせる」ということである。

「こうなったらいいな」が叶った未来をイメージすると心が喜ぶ。
そのイメージを何度も繰り返して、心が喜んだイメージや感覚が頭に定着すると、現実の自分がそうなっていないことに強い違和感を持つようになる。
そうなると、行動せずにはいられなくなる。

というロジックである。

いわゆる引き寄せの法則は、こういう原理なのかもしれない。


まとめ

やりたいのになかなかできないなということはよくあるが、そんなときは目的を整理したり、自分の中での優先順位を上げる必要があるなどと偉そうなことを書いたが、そんなことより「やると決めてしまう」のもひとつの手である。

やると決めてしまえば、なんとかして時間は作ることができる。
できないのはやると決めていないだけだから。

まあ、これをわかっていてもできないときはできない。
できないことを思い詰めて考えて行動しても、パフォーマンスは悪く効果は薄い。

なんでもごきげんに取り組めるようなメンタリティを作れるようになりたい。



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