新年初日の出社にて、正社員から業務委託になることを決めた
このアカウントを気にしていただけている人がどれほどいるかよくわかっていないが、昨年からの投稿を気にしていただけている方には「こいつ悩んでんなー」と察していただけているのではないかと自覚する今日この頃。
昨年末から正社員から業務委託に戻してもらうことを考えていたが、新年初日の1月6日。
辞職願を提出することを決めた。
気づいたら正社員になっていた2024年
遡ること昨年の3月。数年の都会生活をフリーランスとして送ることを決めて6年働いた地元の役場を退職した。
1ヶ月フラフラと出勤しなくてもよい生活を楽しみ、クラウドソーシングで細々とした案件をいくつかこなしたが、そう簡単に稼げるようにはならないと感じ、バイト先を探すことにした。
バイト先を探す中、ふと数年前に登録した転職サイトが気になり、経歴をまとめていたら楽しくなって、気づけば就活をしていた。
ありがたいことに内定もいくつかいただきながら、クラウドソーシングで募集されていた「地方創生に関わるディレクター業」という案件が気になり応募したところ、役場職員時代の経験が活きそうだということで採用していただくことになった。
それから、地域誘客と称した地方にツアーコンテンツやアクティビティを造成するコンサルのお仕事に業務委託として関わることになった。
ちなみにこの時期にとあるセミナーでコーチングを学び、ライフコーチとしての第一歩を踏み出した。
仕事をいただいた会社は企業5年目のベンチャー企業で、コンサルと言いつつプロジェクトの管理やトライアルツアーのスタッフなど実働的な業務が多く、ゼネラリストとして多くの経験をさせていただいた。
業務委託を受けて3ヶ月経った9月。
正社員としてのオファーをいただき、受けることにした。
迷いはあった。
この頃にはライフコーチとしての契約もいくつかいただき、営業や契約の手続きなんかは慣れないながらも愉しさと活きる感覚が得られていた。
しかし安定して売り上げを出せるほどではく、契約をいただくことに対するハードルも感じていたこともあり、正社員の安定感や待遇に惹かれてオファーを受ける決断をした。
自分の気持ちがわからなくなってきた年末
正社員として働き始めてから、何かが変わったわけではない。
気持ち的により責任感を感じるようになったりはしたが、もとから正社員になることを前提とした扱いをしていただいていたこともあり、働き方に変化があったわけではない。
副業に挑戦していることは上司にも伝え、基本的には定時で上がるまでの中でできることに集中して取り組むという環境を作っていただいたので、とてもありがたかった。
セミナーの中でのチャレンジが終わってからの1ヶ月で1度休んでいたライフコーチとしての活動も9月からは再開し、月に3−4人の話を聞かせてもらって経験を積んだ。
再度触れるが地域誘客のディレクターはゼネラリストで、業務の多くが知らないことを調べながら対応するものであり、常にタスクに追われている。
個人事業を頑張ろうと思い、「とはいえライスワークを」と始めた仕事にしては、頭と心への負担がかかりすぎた。
しかし、地域誘客という仕事は自分にとって魅力的だった。
地方の面白い人と関わっていく事を自分のライフワークにしたいと思うきっかけになったと感じており、本当にいい会社に出会えたと言える。
そうして矛盾する思いがぶつかり合い、考えがぐちゃぐちゃっとごちゃ混ぜになり、自分がどうしたいのかわからなくなってしまった。
気づけば朝起きるのがしんどくなり、出かける前には嗚咽が止まらず、オフィスに出ても仕事に集中できず自分の仕事のできなさを嫌悪する日々が続いた。
そうして、2024年の最後は3日間仕事に出るのを諦めた。
業務委託に戻ることを決意した2025年
僕は、正社員を諦めて業務委託に戻ることを決意した。
確かに出勤することがしんどくなり、嗚咽混じりの日々を過ごしたことがきっかけにはなったが、これは決してネガティブな選択ではない。
そしてもうひとつ、会社の皆さんがとても親身に接してくれたことへの感謝は明記しておきたい。
しんどい理由がメンタル的なことに対して引け目を感じる僕に対して、「話聞かせて」とか「悩むこともあるよね」とか声をかけてくれたり、時間を作って、何がしんどいのかよりもこれからどうしたいのかという話をしてくれた皆さんにとても救われた。
正社員を辞めて業務委託に戻ることを伝えた社長からは、「今の社会の仕組みは人にとってしんどいから、本当に気持ちが楽になったのは生活できるだけの収入を自分で出すことができると思えたタイミングだった。そこまで大変だと思うけど頑張って欲しい。」とのありがたいお言葉をいただき、なんだか勇気が湧いてきた。
今年の1番大きな目標は、心の動きに注目して自分の気持ちを大切にすることだと決めている。
昨年の1年間で、これまでの人生、自分には何ができるか、どうしたら自分にとってよいのかと、頭で考えてきたことを自覚した。
そして自分がどう思っているのか、何を感じているのかということがわからなくなってしまったこともあった。
年が明けて1週間経った今も、まだわからないままな気がしている。
しかし、しんどくなってしまったという事は自分の価値観に合わない現実がそこにはあり、心が悲鳴を上げてくれたという事は確かだと思う。
そこで自分の身を置く環境を変えるためにも、自分のペースで挑戦することのできる業務委託という形を取らせていただくことを決めた。
最初に業務委託という形でお世話になった頃はまだ、コーチングについても勉強したてでコンセプトもなりたい自分も明確ではなく、ただひたすらにコーチングを楽しんでいた。
今はやりたいことの輪郭も見え始め、動き出すタイミングにある気がする。
ただ、今はなかなか行動が進んでいないので、まだ気が乗らなかったり個人事業主としてやっていくことに怖気付いている気もしている。
辞職する方針も固まり、これからやるべきことも絞られてきたので、あとは明確ななりたい姿を日々イメージして「そんな自分になってもいい気がするな」とふと思えるタイミングを待ちながら、今できることを少しずつ進めていきたい。
これからのこと
これから3月までは、会社でこれまでに関わらせてもらってきたプロジェクトに週2−3日程度の勤務時間でサポートに入りながら、自分の事業に力を入れて取り組んでいこうと考えている。
4月以降は、自分が関わった地域でのご縁がもしあれば、会社の業務としてその地域に関わらせていただくのもありかなと考えている。
そして個人としては、ライフコーチとライターとしての活動をしていきたい。
ライフコーチとして
ライフコーチと言っても定義はひとそれぞれであると思うが、僕は自分のライフコーチとしての役割を「人生をごきげんに過ごせるよう、自分と向き合うためのサポートをすること」だと考えている。
ごきげんな状態とは、自分が楽しんだり喜んだりできることを自発的に愉しむことで、地域や団体、そして自分のために活きていると言える状態で、この状態の人は自然に前に進む自燃のエネルギーを持っていると僕は考えている。
ごきげんな状態をフラットな状態だと自分に刷り込むことができれば、自分の人生は自然に前へと進んでいく。
素の状態で自分が愉しく、活きることができれば、当然仕事のパフォーマンスも上がり、自分が愉しむことで周りの人たちに貢献することにも繋がっていき、人生の全般的に自分らしさを深めていけるのだと確信している。
まだ人と話すときに自信を持って話せるほど言語化できているわけではないけど、ライフコーチとしてひとそれぞれの「ごきげん」を追い求めていくお手伝いをしていきたいと思う。
ライターとして
そして、ライフコーチとして出会ったたくさんの「ごきげん」を発信するため、ライターとしての取り組みにも力を入れていきたい。
どうせ、ライフコーチとしてクライアントさんと出会うために発信はしなくてはならない。
せっかく発信するのであれば、愉しんでやっていきたいと思う。
人と出会い、自分のことを説明するとき、僕は口ではなかなか自分の思いを伝えられている実感がわかない。
なので、推敲して整理できた自分の想いをアウトプットする場として情報発信を使っていきたい。
ライフコーチとして話を聞きながら、一部をインタビューとして記事にさせてもらうことで「ごきげん」を深めていく。
また、「ごきげん」についてインタビューしていく中でクライアントさんが見つかるかもしれない。
そんな下心も持ちながら、インタビューライターとしての活動にも取り組んでいきたいと思う。
コミュニティに入ってみることもありかなと思う
現在、ライフコーチとして、ライターとして、そして地方に関わりたい人として、それぞれ成長したいという気持ちがある。
今は会社の仕事と個人の活動をそれぞれ個人的に取り組んでいるだけの状態で、人脈があまりない気がしている。
なので、今年はコミュニティに入ることで人脈と自分の視野を広げていきたいと考えている。
正社員を辞め給料としての収入は減る中でのチャレンジなので、同棲する彼女さんへの説明が必要だが、興味のあるコミュニティ、というかセミナーがいくつかある。
セミナーを受けること自体が自分を変えるわけではないとは思うが、そこで得られるものは知識だけではないことも確かである。
自分がそこに何を求め、何を得るために参加するのか。
そこを整理して「そこまで考えてるんなら、ダメって言ってもどうせ受けるんでしょ」というお言葉を頂けたら、ありがたく参加させてもらおうと思う。
まとめ
取り止めもない記事をここまで読んでいただき、本当にありがたい。
いわゆるキャリアブレイクという時期を過ごすことになる2025年。
なんの因果か今年は「破壊と再生」を象徴するヘビの年である。
破壊の先には再生が待つと信じて自分を成長させ、困難をも愉しむ姿勢でチャレンジしていきたい。
最後に、ここで今年の僕は一味違うということを自分自身に示すため、いつものテンプレメッセージとは別に改めてセールスメッセージを入れておく。
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僕は、ライフワークと言えるような仕事や活動に取り組みたいという方を応援するため、「ごきげん」をテーマにライフコーチとして取り組んでいます。
自分のごきげんについてじっくり考えてみたいという方は、ぜひ体験セッションにご応募ください。
またお悩み相談、企み事の壁打ち、ただ聞いてほしいことがあるなど、あなたのお話をお聞きします。
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