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過ち
精神
年が開けるほんの少し前。 思い出してしまった、あなたのこと。あなたを思ったら、不思議と色んな言葉が浮かんできた。 心通わずだったから上手くいかなかった。でもね、思うんだ。それで良かったのかもしれないって。 いつだったか、話をしたよね。あれから、どうだったのか、教えてくれたよね。わたしからも言えることは何もなかったけど、それも良かったのだと思うことした。 言えなかったことの後悔を胸に生きるのは、苦しいから、そう思うことにした。 愛は地球を救うだとか、そんなこと信じていないけ
「ひまわり畑を見に行こう」 そう言ったあなたは、わたしをひどく拒んだ。何かに怯えるように、逃げるように、救われることを恐れ、別れを告げた。 あの頃、誰よりも会える場所にいたのに、あなたは会うことすら許さなかった。近づき過ぎたのだろうか、わたしが恐怖を与えてしまったのではないか、どうして差し伸べた手を拒んだのか、どうしても分からなかった。 だからこそ、いなくなったあなたの代わりなんて、誰もいないと知ってしまったのだ。ただ虚しさと、悲しさだけがわたしを捕らえて離さなかった。
そういえば、と思ってまた覗きに来てしまった。 ここ最近ずっと頭が冴えなくて、何かと疎かにしがち。
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特になにがあったわけでもなくて、本当になんとなく、ただそれだけのこと。 それでもあの人は答えを欲しがったし、わたしも欲しがった。 朝起きて服に袖を通すのとおなじくらいに、考えることなくした行動に意味が欲しいのだ。 くだらない心理戦に、わたしの心は底知れぬ闇に、ふかく、深く落ちていく。行方の分からない深淵に沈んでも、光を探そうとも、息の仕方さえもあやふやで、それすらも考えるのが億劫でならない。 諦観していた。何にも、誰にも、あまつさえ自分にすら、おなじように視ていた。そん
何となくしんどくて、朝が起きられない。お弁当また作れなかった。ごめんね。
幼い頃、硬い肉がどうにも飲み込めず口から出してしまっていた。噛み切れずに残った味のしない肉塊が嫌いだった。 なにをするにもゆっくりで、どこかマイペースなところがあった。容量がいい方ではなかったし、それは今でも変わらない。 親が離婚し転校するまでは、誰の言葉にも鈍感だった。環境が変わっても変わらない、そんなものはひとつもなかった。わたしの心も変わってしまった。投げ付けられたのは知らない言葉ではなかった、その言葉が辛かったわけでもなかった。 突き刺さる視線にたじろいでしまったが
死にたいと言ったあの人にわたしが言えることは何もなかった。 死にたいと口にできるだけの余裕があることが、あの人にとっては救いだったのかも知れない。いつかやって来る死を待つだけの余裕がないのは、わたしもあの人も同じだった。わたしたちの間に違うことなんてひとつもなかったのだ。 ふと思い出す、どうしてここまで頑張って来たのだろうかと我に返る。 それは誰かのためであって、自分のためであったかもしれないけれど。なんでそんな必死になっていたのだろうかと思うのだ。コツコツと積み上げたそ
息をするだけで、大丈夫。がんばってるよ。
ネット社会に本気になって向き合うなんて馬鹿げてる。親身になるってそういうことじゃないよ。共倒れするくらいなら初めから向き合う必要なんてない。