質問にはワンセンテンスで答える
最近寒くなってきましたね🥶
ということで、唐突ですが病状説明編part2です。いつも僕らを困らせる病状説明、その助けになれば幸いです。
病状説明といっても大抵の場合、こちらが説明するのは数分〜長くても15分くらいと思います。しかし実際にやってみるとその倍以上時間がかかります、なぜなら患者さん側から色々と質問がくるからです。
例えばこう言う経験はないでしょうか↓
このような回答はあまり良くありません。
今回は、病状説明にありがちなミステイクとその改善方法を紹介します。以前紹介したこちらの本の内容も引用させて頂きました🤏
質問にはシンプルに答える
さて、冒頭の場面です。
実臨床でもよくあるパターンと思います。これの何がいけないかというと、もともとの質問である「良くなるんですか?」に答えてません。
結論に辿り着くまでの情報量が多すぎて、相手が理解できないわけです。こういう話し合いの時は少なからず相手も感情的になっているので、情報処理能力も落ちています。
改善例
とにかく、先に結論を伝えるよう意識します。
これでもいまいちで、
これくらい簡潔に伝えます。
悪いニュースには「申し上げにくいですが、」などのワンクッションを入れます、感情の要素が強くなってきたらNURSEを使って相手の感情を落ち着けます。
NURSEスキルの紹介はこちら↓
あくまでケースバイケースで、という面もありますが、質問にはなるべくワンワード・ワンセンテンスで答えるよう心掛けたいですね。
他にオススメの本📕
悪い知らせを伝えるコミュニケーションスキルを学べる本
今回の記事はこれでおしまいです。
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