私と乳酸菌とコンパス。
私といえば乳酸菌、乳酸菌といえばカルピス。
では、カルピスといえば……？
長澤まさみ一択だろ、ｵﾗ。
カルピスという飲み物に対する長澤まさみの貢献度は計り知れない。野球人気を高めた王貞治と長嶋茂雄に匹敵する。
……んなわけないか。長澤まさみがカルピスのCMに登場するはるか昔から、カルピスは人気があったわけで、長澤まさみがカルピスのCMをしていなくても、カルピスはカルピスとしての不動の地位を築いていたことと思う。
…
乳酸菌について書こうと思ったとき、乳酸菌に関する知識はあるかな？ と頭の中を検索してみても、なんにも出てこない。連想されるのはカルピスのみ。
乳酸菌から連想されるなんらかの効能についてひねり出して、それについての考察、ツッコミを入れようとも思ったけれど、それは先に三毛田さんにやられちゃった。
なので、この記事で私ができるのは、長澤まさみについて書くことしかない気がしている。長澤まさみ。
長澤まさみについて書く前に、私は元サッカーフランス代表のパトリック・ヴィエラについて書く必要がある。パトリック・ヴィエラ。通称ヴィエラ。こいつだ。意味がわからないかもしれないが、書く必要がある。
ヴィエラはとっくの昔に現役を引退している。フランス代表の中盤を支える黒人選手。その働きはハンパなくて、とにかくハンパなかった。黒人選手なので、手足が長い。ほんとうに長い。
高校時代の友人とヴィエラについて話していたとき「あいつは足が長すぎる。サッカーができるコンパスみたいだ」と言って笑ったことがあった。
さて、長澤まさみ。
長澤まさみを生で見たことがある、という友人を3人知っている。札幌に住む人間としては、長澤まさみなんて、実在するかも疑わしいUMAみたいな人だから「え！？ どうだった！？」と感想を聞いてみる。
彼らは一様にこう言う。
「顔が小さすぎて宇宙人かと思った」
「足が長すぎて引いた」
「顔が小さすぎて宇宙人かと思った」は秀逸なたとえだなぁと思ったのだけど「足が長すぎた」に関しては、秀逸なたとえ、およびたとえツッコミがない。
長澤まさみの足が長すぎる、と言ってくる人に対して、私がなんと返答したかというと、
「え？ ヴィエラくらい長い？」
こう言うと、サッカーをわかってる人は笑ってくれる。あるいはサッカーをよく知らないという長澤まさみ目撃者に対しては、
「え？ コンパスみたいな感じ？」
これだ。こう言うと笑ってくれる。
…
乳酸菌にまつわる文章を書こうと思ったはいいけれど、結局書けなかった。代わりに長澤まさみについて書こうと思ったんだけど、それも書けなかった。
とにかく、足が長い人に対しては「いやぁ、まるでコンパスのようですねぇ」というとウケるよ。もちろんニコニコしながらね。
この記事が完成するまで
【動画】
— イトーダーキ (@itooohdaaaki_2) November 30, 2023
ﾜｲの記事が完成するまでの15ステップ。
せっかく作ったのに「尺」という概念がなくて、15ステップのうちの10までしか収まりませんでした。動画はもうやめます。続きはYouTubeかTikTokでお願いします。 pic.twitter.com/ddz3aIiUXb
＜あとがき＞
ヴィエラのすごさは玄人好みするすごさだと思われます。本当に引くほど手足が長くって、それはテレビ越しにも伝わってくる長さでした。長澤まさみ、いや、長澤まさみさんに関しては、もうレベチ。次元が違うんだろうなぁなんて思ったりしています。美しいなぁ。今日も最後までありがとうございました。
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