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noteの隣人をまた1人、掘り下げてご紹介してみたい。

前振りはいいかな、と思って、
早速記事を進めてみる。

毎月29日は、私が「この人は」と思うnoteの隣人を紹介する、という決まりを作ってしまった。忘れていない点を評価してほしい。


▶︎前回の隣人紹介記事はこちら(2022年10月29日)

面ゆるメンバーさんで、
2022年12月3日にstand.fmで生配信だそう。
聴きたいゾ。



「あれ?最近自分の文章を全然書いてなくね?」

という懸念を飲み込みつつ、早速いってみよう。


▶1.色んな人に読んでほしい記事

『12本の薔薇』

〈引用〉
>なんて素敵なんだ。

わたしは薔薇を新郎に渡す役割を喜んで引き受けた。
ランダムかもしれないが、感動的なセレモニーを構成する一員に選んでいただいたことが嬉しい。
スタッフから1本の薔薇を預かった。

(以下略)


声を出して笑う記事って、たまにある。

その”たまに”が、”毎回”であるとしたら? 


クセスゴエッセイさんの素晴らしいところは、繰り出してくる記事の全てが面白いことである。私自身、割と最近この方の存在を知り、順を追って読ませていただいた。

この記事を選定した理由は単に「最新のもの」だから(この記事の執筆時点)。本当は全部おもしろい。



クセスゴエッセイさんのnoteページは、子どもにとってのトイザらス、富裕層にとってのルイヴィトン。どれもキラッキラだ。


もう、エッセイ本を出版されるべきだ。

マジで面白い。憧れる。私もこういう文章が書きたい。世界を見る目、トリミングされる世界観、それを表現する文章、もう、たまらなく好きだ。

『12本の薔薇』は、友人の結婚式に招かれた時のサプライズセレモニーにクセスゴエッセイさんが強制(?)参加させられた時のエピソードである。


この記事は、世が世なら「6,000スキ」がついても差し支えないと断言する。

以下から、私が「なぜ」そう思うのか?
を解説してみよう。


▶︎2.記事について独自解説


〈記事のあらすじ〉
学部生時代の同級生であるレイラ(仮名)の結婚式に招かれたクセスゴエッセイさん。式場スタッフから

「パーティー冒頭のセレモニーにご協力いただけませんか?」

と声をかけられ、dozen rose(ダズンローズ)なるセレモニーに参加させられることに。

そのセレモニーは、新郎が参加ゲスト12人に配られた1本1本の薔薇を集めて周り、集められた12本の薔薇の花束を新婦に手渡す、という感動的なセレモニーであるらしいのだが…

12本の薔薇に込められた意味と、結末が気になり、スクロールが止まらない記事である。

クセスゴエッセイさんは着眼点も素晴らしいし、文章リズムも素晴らしい。


なんだろう、右かと思えば、左からもフックが飛んでくるような、そういう文体。展開からオチまで目が離せない。登場人物の表情まで目に浮かんでくる。


必ず読んでいただきたいので、
ネタバレしないように紹介するのが非常に難しいのだが、

<ここがおもしろい>
>次に、ウェディングドレスを身に纏った美しいレイラが、お父さんと一緒に腕を組んで入場した。

不気味な薄ら笑いを浮かべるわたしの様子に、ただ1人隣の席のナミコ(仮名)だけが気づいた。

ナミコは口パクでわたしに言う(以下略)
<記事のここで笑う>
>「11」の方が2人で並んで協力してる感が出るんじゃないか。
11月22日はいい夫婦の日というぐらいだ。
1が並ぶのは素晴らしいことだ。

結婚のご祝儀は2で割り切れる数字は良くないとされている。
そう考えれば11なんて全然割り切れない。
素数って最高。(以下略)

もうね、私みたいな人間がここで紹介するのもおこがましい方ではある。おもしろエッセイの王道を行かれる方である気がする。

何度も書くが、憧れる。
こういう文章が書きたい。
万垢でもおかしくない。

緊張と緩和、フリとオチ、お手本のような文章を書かれる。もう、次元が違う。

週1投稿という形にもかかわらず、とにかくクオリティが高い。エッセイ本を出しているのでは? と思う。

(いや、おれ褒めすぎ。きもい。嫌われる)


【ダメ押し】未読の方は読んでみてね


▶︎3.隣人のプロフィールを紹介

noteネーム:「クセスゴエッセイ」さん
note初投稿日:2021年8月1日
ジャンル:エッセイ / 週1投稿(たぶん毎週日曜日)

自己紹介文:
#クセスゴエッセイ  #30代 #一人暮らし #金融機関勤め の日常と脳内 趣味 #料理 #酒 #お笑い 不定期更新 たくさんの方に見ていただきたいです。

ご本人はどうやら女性であるらしい。

最初は男性だと思ってた。もし、クセスゴエッセイさんに対面でお会いして、noteに関してなんらかの対談をしたとする。

私なんてもう、恥ずかしすぎて喋れない。

独特の着眼点で「イトーダーキさん、こう思ってはるでしょ」と言われそうで、もう恐れ多い。


▶クセスゴエッセイさんのnote初投稿記事はこちら

〈引用〉
>アラサー、ミドサーと呼ばれる年代の独身女です。
金融機関勤め、関西で一人暮らしをしています。

日記というよりは、癖のある日常と脳内を書き綴っていきたいと思います。
※千鳥さんとは無関係です。

▶︎4.おわりに

褒めすぎた。

きもい、きしょい、臭い、薄気味悪い。

お前が言うな、だし。

でもいいや。天才に媚びよう。



でも最後にもう一回褒めたい。




マジで神!


〈追記2022.12.29 3人目はコチラ〉



<あとがき>
島田紳助がダウンタウンを見て、漫才を諦めたような、そういう衝撃がクセスゴエッセイさんにはあります。あまり褒めそやすのもよくはないのはわかっているのですが、そうせざるを得ない才能がある方です。本当に恐れ多いのですが、隣人紹介シリーズの2人目として選定させていただきました。すいません。今日もありがとうございました。

【関連】クセスゴエッセイさんの記事をおかわりするならコレ

<引用>
>家にいる時間が長くなり、QOL(生活の質)を向上させた。

これまではカット野菜に市販のドレッシングをかけていた。
それが、自分でキャベツを千切りし、レモン汁やオリーブオイルなどでドレッシングを作るようになった。

このことすらも、包丁、まな板、ボウル、スプーン、洗い物を作るためのドリブルに思えてくる。

wash dish, wash dish,wash dish.

皿洗うだけの人生。

(以下略)



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