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雪国に暮らしてるのに知らなかったこと。

ずっと北海道にいるのに、最近気づいたことがある。外に雪が降っている夜は、部屋の中の電気を消しても明るいのだ。「さぁ、眠ろう」と言ってリビングの電気を消すと、雪の降ってない夜は部屋が真っ暗になる。妻の顔も見えなくなる。真っ暗なのだから当然といえば当然。

ところが雪夜だとどうなるか。

電気を消しても明るいのである。マジで明るいのだ。「いやいや明るいって言ったってあんた、よく分かんないよ」という方に説明したいのだが、雪の夜の部屋がどれくらい明るいかというと、

・ギリギリ読書はできない
・じゃんけんは余裕でできる
・鼻くそをほじったらバレる

これくらいに明るいのである。とても不思議だ。家の電気はぜんぶ消してるんだよ? いまの家に越してきて、ある夜眠る直前に妻と話した。「ねぇ、なんか部屋明るくない?」「え、わかる。気持ち明るいよね。なんで?」不思議ではあるのだが、わざわざ理由を突き止めるでもない。眠る。


また別の夜も明るかった。「やっぱり明るくない?」「だよね、明るいね」「どうなってんのこれ?」窓の外がどうなってるか気になったので見てみる。すると雪が降っていた。


また数日後も夜が明るかった。

「いよいよムカついてきた。なんなのこの明るさ」「ねぇ旦那、外見て。雪降ってない?」「え? どれどれ。あっ、ほんとだ、雪降ってるね」「てことは雪降ったら夜が明るくなるんじゃない?」「あー、雪にひかり的なのが反射してるのかな」「そうよそうよ、そうに違いない。細かいことはよく分かんないけど絶対そうね」「だよな、細かいことはわからないけど、絶対そうだよな」


雪国にお住まいの方、これってどう?


〈あとがき〉
これってなんかの現象なんですかね。よくわかんないっす。空が赤くなってる感じというか。不思議なもんで南の空が赤いんです。あれは一体なんなんだろう。今日も最後までありがとうございました。

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