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「シン・ドラえもん」にありそうなこと。

「シン」シリーズを考える。

これ。



このシリーズに「ドラえもん」が加わったらありがちな設定を考えてみる。



[0]ドラえもんの表記がちがう
ドラえもんは「ドラえもん」と書くが、シンシリーズでは「ドラエモン」という表記に変更される。

[1]のび太の将来問題がリアルに描かれる
のび太、42歳。ドラえもんは未来に帰り、のび太は仕事に追われるブラック企業勤め。絶望的な表情。

[2]タケコプターが人体に与える影響が描かれる
タケコプターを長時間使いすぎた結果、脳に異常が発生し始めるのび太。政府がタケコプターを禁止にするニュースが流れる。

[3]どこでもドアの裏の闇
どこでもドアは実は空間をねじ曲げるため、異次元の怪物を呼び寄せるリスクがあることが発覚。のび太の家が次元の裂け目に包まれる。

[4]「四次元ポケット」技術の暴走
ポケットの中で道具が異常な成長を始め、制御不能に。ドラえもんはそれを止めるために、自らを犠牲にしなければならなくなる。

[5]のび太、スネ夫、ジャイアンのトライアングルがシリアスに
のび太がスネ夫とジャイアンに裏切られ、仲間から孤立。SNS上でのいじめが描写され、のび太のメンタルが崩壊寸前に。

[6]しずかちゃんの未来がシリアスに描かれる
将来、しずかは夢を諦め、家事と育児に追われる毎日。のび太との関係にも亀裂が入り、離婚寸前。

[7]タイムマシンの不具合による歴史改変の恐怖
のび太がタイムマシンで偶然歴史を変えてしまい、世界がディストピア化。ドラえもんは元の世界に戻すために、過酷な選択を迫られる。


[8]「もしもボックス」で世界が崩壊する
のび太が「もしもボックス」を乱用した結果、現実が崩壊し始める。次第に世界が歪み、ドラえもんが世界をリセットしなければならない状況に。

[9]「ほんやくコンニャク」が国際問題を引き起こす
ほんやくコンニャクの普及が、言語と文化の崩壊を引き起こす。各国の文化が混乱し、国家間の緊張が高まる。

[10]のび太が大人になり、ドラえもんの存在に疑念を抱く
のび太は大人になり、ドラえもんの技術が現実にそぐわないと感じ始める。自分が「子供じみた幻想」に囚われていたことに気づくシーン。


[11]ドラえもんの電力供給が枯渇する問題
未来の技術が現代の電力では賄えず、ドラえもんが次第に動かなくなる。のび太がドラえもんを蘇らせるために未来の電力を求める旅に出る。


[12]「秘密道具」の倫理問題

道具の使い方に倫理的な問題が生じ、政府がドラえもんを取り締まろうとする。のび太たちがドラえもんを守るために隠れ家を作る。


[13]AIが暴走
AIが暴走し、世界中に秘密道具を無差別に送りつけてしまう。結果的に文明が崩壊の危機に。


[14]ドラえもんの心の葛藤
人間のように感情を持つドラえもんが、自分の存在意義について悩み始める。のび太を助けることが本当に彼のためになるのかと疑問を抱く。


[15]ジャイアンの歌が武器化される
ジャイアンの歌声が音波兵器として利用されることに気づいた軍が、彼をスカウト。人類滅亡を防ぐために歌わなければならないジャイアン。


[16]「スペアポケット」の存在が明らかになる
ドラえもんにはスペアがいることが判明し、別のドラえもんとの葛藤が生じる。スペアは冷酷で無感情なキャラクターとして登場。


[17]スネ夫の家庭が崩壊
父親の会社が倒産し、スネ夫の家が急激に貧困に。今までの贅沢な生活が崩れ去り、スネ夫は深い孤独に陥る。

[18]しずかちゃんの環境活動
未来の汚染された地球を知ったしずかちゃんが環境活動家として立ち上がるが、その活動が原因で国家権力に目をつけられる。

[19]ジャイアンの自己変革
いじめっ子だったジャイアンが、自分の行動に対する深い罪悪感を抱き始める。のび太との関係修復に苦しむ描写。

[20]のび太の結婚後の家庭崩壊
のび太は結婚するが、家族との関係がうまくいかずに崩壊。ドラえもんに頼るも、未来の道具では解決できないリアルな問題が浮上。


[21]タイムパトロールが登場
タイムマシンの乱用により、タイムパトロールがのび太とドラえもんを追い詰める。過去に戻れなくなるリスクが描かれる。


[22]ドラえもんの故障シーン
雨に濡れたドラえもんがショートして動かなくなるシーンが、無音の中で淡々と描かれる。のび太が必死に直そうとするが、何もできない。


[23]スモールライトで社会が崩壊
スモールライトが盗まれ、悪用された結果、街全体が小さくなってしまう。のび太たちは元の世界に戻る方法を探す。


[24]「未来の自分」との対話
未来ののび太が現れ、過去の自分に助言をするが、それが結果的に逆効果となり、のび太は未来に絶望を抱く。


[25]「透明マント」の悪用
透明マントを使って、のび太が他人をスパイし始めるが、道具の効果が逆転し、のび太自身が透明な存在になり消えかける。


[26]ドラミちゃんとの別れ
ドラミちゃんが未来へ帰ることになり、のび太との別れのシーンが泣ける演出で描かれる。ドラえもんも感情的に揺れる。


[27]未来の技術が引き起こす「依存症」問題
のび太がドラえもんの道具に完全に依存し、現実世界で何もできなくなる。リアルな中毒描写がテーマとなる。


[28]どこでもドアのバグ発生
どこでもドアにバグが発生し、無限の異次元空間に閉じ込められたのび太とドラえもんが脱出を試みる。


[29]のび太とドラえもんの決別
のび太が成長し、もうドラえもんに頼らないと決意。ドラえもんとの最終的な別れのシーンが描かれる。


[30]クライマックスでドラえもんが人類を救うために自ら犠牲になる
地球が危機に陥り、ドラえもんが自らの生命を代償にして人類を救う。最後のシーンはのび太が涙を流しながらドラえもんの最期を見届ける。


<あとがき>
シン・ゴジラから始まる庵野監督作品の「シン」シリーズを踏襲して、もしもドラえもんに「シンシリーズ」があったとしたらどうなるだろう? と思って考えてみました。個人的には「ほんやくコンニャク」が国際問題になる、とジャイアンの歌が武器化される、が好きです。今日も最後までありがとうございました。

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