「最後の一行小説大賞」というものをやる。
ハードルを限りなく下げながらも創作を楽しめる企画はないか? とずっと考えてきたけど、結論が出たのでやる。
最後の一行という言葉をみて「なるほどね」と思った方も、そうでない方も、まずは、太宰治の『走れメロス』の小説の書き出しを思い浮かべていただきたい。
走れメロスの書き出しといえば?
ですね?
では小説『走れメロス』の最後の一文は?
はい、こうですね。
これだ。走れメロスの書き出しは有名だが、最後の一行はそれほど知られていない。
最後の一行は「勇者は、ひどく赤面した」である。これ、見事なオチだ。
名作・佳作・凡作・駄作を問わず、小説にはすべて「最後の一行」が存在する。展開してきた物語を美しく締めるための文章。
美しい最後の一行。参考まで、他にも名作の中から4本紹介しようと思うが、その一文にたどり着くまでの物語の紆余曲折を、ぜひ想像しながらお読みいただきたい。
なんとなくご理解いただけましたね。
よっしゃ。
というわけで企画趣旨の説明。
【募集】最後の一行小説大賞
架空小説のタイトル : 『遺言』
書き出し :
というわけですので、Xでもnoteでも、気が向いたらぜひ拡散をお願いします。楽しみたいんです! お願いします!
そして、
マジでご応募ください!